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ケータハム セブン160に初試乗。走りと完成度は?

日本で生まれた160の企画とプロトタイプ

その前に、まずセブン160の成り立ちと、それが生まれた経緯について書くと、ケータハムの先代社主兼CEOだったアンサー・アリが、経営健全化のために新たな廉価版モデルをラインナップする方針を立てたことから、すべては始まったという。そこでケータハムは、それに相応しいパワーユニットを探したが、それは英国内には存在しなかった。

一方、日本では2009年からピーシーアイがケータハムの輸入元になったが、その技術分野の下部組織としてテクニカルセンターが埼玉県に開設され、そこがスズキ・カプチーノのパワートレーンを積んだ試作モデル案をケータハムカーズに提案したのが2010年のことだった。それに対して当時のアリCEOは即座に反応し、プロトタイプ製作用のシャシーを日本のテクニカルセンターに送ってきた。

2011年になると、F1のチームロータスを率いるトニー・フェルナンデスがケータハムのCEOに就任。アンサー・アリは同社を去ったが、その廉価版プロジェクトは続行され、日本のテクニカルセンターでカプチーノのパワートレーンを搭載し、リアにコイルスプリングで吊ったライブアクスル=リジッドアクスルを配したプロトタイプが製作された。

その時点では、スズキからパワートレーンの供給をうけられるかどうかは不明だったが、交渉の結果それが可能になり、最新型ジムニーのエンジン、軽ワンボックスたるエブリイのトランスミッションとプロペラシャフトとデフハウジングが、新品でケータハムに供給されることになった。こうしてセブン160の生産化が現実になったのである。

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