三菱「パジェロ」が26年にも復活しそう。ユーザーは「ランクルの対抗」に期待…独自の魅力を示せるか?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 128
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パジェロの復活に関して、ある業界関係者は次のように話します。
「パジェロが7年ぶりに復活するとすれば、大きな話題を呼ぶことは間違いありません。
現在の日本ではSUV人気が続いていますが、その多くは街乗りや日常使いを意識したクロスオーバーモデルであり、本格的な悪路走破性を持つモデルは限られています。
もしパジェロが復活すれば、トヨタ『ランドクルーザー』やスズキ『ジムニー』といった既存のクロカン系と並び、本格4WDの選択肢を広げる存在として注目を集めるでしょう。
とくに、国内のユーザーは、過去にRVブームをけん引したパジェロのブランドイメージを強く記憶しており、往年のファン層に加えて新たな層からも関心を集めると考えられます。
ただし、市場環境はかつてとは大きく異なり、大型SUVは都心部での取り回しや駐車スペース確保の面でハードルがあります。そのため、日常使いとレジャーを両立できるパッケージが不可欠です。
さらに、環境性能や経済性に対する関心も高まっており、従来のディーゼルエンジン中心の構成では受け入れられにくい面があります。
しかしながら、プラグインハイブリッドシステムや電動4WDといった最新技術を搭載したモデルとして投入されれば、三菱の先進技術をアピールできるチャンスとなります。国内市場で『再び選ばれる独自性』を示せるかどうかが成否を分けると言えそうです」
このように、パジェロは多くのユーザーが憧れのモデルとして復活を望む一方で、既存のSUVモデルとの住み分けや使い勝手が大事になってきそうです。
(終わり)
(写真:三菱)
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