【これだけは見ておいたほうがいい！】東京モーターショー改め「モビショー」で話題をさらう次期市販モデル＆新コンセプトたち

トヨタ センチュリークーペ

レクサス「LS」が“6輪ミニバン”に？ 「センチュリー」は独立ブランド化

さて、ここからは「近い将来の市販を示唆する参考出品のモデル」を紹介しましょう。

まずは「南2」のレクサスブースにあるレクサス「LSコンセプト」。LSといえば現行モデルはラージセダンですが、次期モデルを示唆するこのコンセプトカーは……なんとミニバン!?　しかも3軸の6輪車!?

なんなのでしょうか、この予想を超えたサプライズは。どうやら次期LSは大胆にコンセプトを変えてくるようですね。それにしてもミニバンとは。大成功しているミニバン、レクサス「LM」との棲み分けはどうするのか？　なんていう疑問も無くはないですが、そのあたりは追って解決していくはず。本当にこういうクルマになるんでしょうかね、LSは。

それから「南1」のセンチュリーブースにも注目の1台が。「センチュリー」といえば、いままでトヨタブランド内でありながら「別格」の存在でしたが、今後は独立したブランドになることがショー直前に明かされました。

というわけで、将来のセンチュリーの立ち位置は「レクサスよりも上」。ひとことでいえば「トヨタのロールス・ロイス」です。となると、必要となるのがバリエーションの拡大。いま売っているセダンの「センチュリー（セダン）」やSUVタイプの「センチュリー」だけでは足りませんよね。

そこに姿を現したのが、クーペタイプというわけ。スポーツクーペではなく、優雅で贅沢な世界のクーペです。よく考えてみると、ロールス・ロイスにもこういうモデルはありますからね。

発売時期はまだわかりませんが、そう遠くないうちに、このコンセプトカーをベースに作られた市販モデルが登場するのは間違いないでしょう。それにしても、大きなタイヤに高いウエストラインで「SUVっぽいクーペ」というのが気になりませんか。