テスラにエンジン積んでみました。カスタムカーの祭典【SEMA2021レポその3】

エンジン屋さんを元気にさせる原点回帰なV8スワップ

せっかくSEMAに足を運んだのに、あまりにもEVスワップが多くてゲンナリと小言を漏らしていたエンジンパーツメーカーの知人も、このV8テスラにはよくぞやってくれたと喝采を送っていました。モデルSのフロントは本来トランクルームになっていますが、そこにGM製V8エンジンとトランスミッションを載せ、ガソリンをガブガブ飲み込む燃料タンクはリヤ側のトランクルームに搭載してあります。

エキゾーストはサイド出し、給油口はテールライトの側面を加工して追加と、テスラにないものを付け足していった過程を追っていくのは楽しいものがありました。今後EVが量産されていったら、逆にそれらをベースにエンジンスワップする手法は、意外とSEMAで定番化していくんじゃないでしょうか。

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