アウディA8の2020年モデルに新搭載されたアクティブサスの実力が垣間見えた
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之、編集部 178
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之、編集部 178
快晴の2月某日、毎年恒例のJAIA(日本自動車輸入組合)主催の輸入車試乗会が神奈川県の大磯プリンスホテルで開催されました。短時間ではありますが、carview!編集が試乗してきた、輸入車ブランドのさまざまな試乗車の中から、注目モデルのショートインプレッションをお送りします。
====
言わずと知れたアウディの最高峰セダンA8。VIP御用達のビジネスマンズ エクスプレス的なイメージが強いモデルですが、プライベートではまったく高級車に縁のない編集が試乗してきました。
テラグレーメタリックという地味(?)なボディカラーのせいもあってか、ぱっと見の派手さはありません。ただ、端正なスタイルと、細部まで作りこまれた数々の装備類がただ者ではない雰囲気をプンプンと漂わせているのは確か。ちなみにどんなボディカラーが設定されているのか気になり調べたところ、グレーだけでもモンスーングレーメタリック、ヴェスヴィオグレーメタリックを加えた3種。他にはホワイト、ブルー、レッド、パール系のいずれも渋めのカラーが中心で合計11色がオプション料金なしで選べるようです。明るいレッドやグリーンなどをお好みの方もご安心ください。アウディエクスクルーシブ(48万円!)という選択肢もありました。
さて2018年に日本へ導入された現行A8ですが、その時から追加導入が予告されていたアウディ プレディクティブ アクティブサスペンションが2020年モデルから選べるようになりました(84万円!)。これはその名の通り、フロントカメラや各種センサーで路面状況を先読みし、車両状況を考慮した最適なサスペンションの動きをアクティブに制御するもの。ノーマルのエアサスでも十分に快適な乗り心地では? と思いつつ乗った印象はとにかくフラット。ノーマルと乗り比べはできませんでしたが、後席をリクライニングさせて目を閉じれば、す~っと快適な眠りに誘ってくれそうです。
また登場時に「量産車として初めてレベル3の自動運転機能を実現する」ということで話題を呼んだ運転支援機能は法整備の問題からいまだ実現に至っていないのはご存じの通りですが、0~約250km/hの間で作動するACC(渋滞時の停止/発進機能付き)はもちろん装備されています。
今回の試乗車は3.0L V6ターボに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせたA8 55 TFSI クワトロ。最高出力340ps、最大トルク500Nmを発揮するエンジンにモーターアシストも加わり、2トンを超える車体を軽快に走らせます。ボディサイズは全長5170×全幅1945×全高1470mmと大柄ですが、視界が良いせいもあって取り回しに苦労することはありませんでした。モダンで質感の高い装備類とウッドパネルが調和したインテリアに囲まれながら、終始落ち着いて運転を楽しむことができましたが、ペダル配置がタイトで左足の置き場が狭いところだけは少し気になりました。
かつての映画『トランスポーター』シリーズでは、薄毛系アクション俳優のジェイソン・ステイサムがA8を思うままに操り、正統派プレミアムセダンのイメージと劇中の粗暴な走りのギャップにすっかり魅了されたものですが、実際に運転席に収まってみると自然と背筋が伸び、静かに、スマートに、じっくりと快適なロングツーリングを味わいたくなるクルマに思えました。
車両本体価格は1172万円。試乗車はバング&オルフセンのサウンドシステムやコンフォートパッケージ、マトリクスLEDヘッドライトを含むライトパッケージなど多数のオプションを装着し、1662万円となっておりました。
【 アウディ A8のその他の情報 】
アウディ A8の中古車一覧
アウディ A8のカタログ情報
アウディ A8の買取相場
次のページ>>スペック
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
スバルの[BRZ]に改めて試乗したらめちゃくちゃに良かった件
シボレー「コルベット」がさらにアグレッシブに、そしてカラフルになった!「Z06」は3種類のメーカーオプションで史上最強の1台に
CB1300SF/SB、SF SP/SB SP用の「パフォーマンスダンパー」が【アクティブ】から!“上質な乗り心地”で走りたい!
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定【独り大喜利】どうなる?2025年の自動車業界~電動化戦略により明暗くっきり~
2025年末までに100店舗展開を目標に開店ラッシュが止まらない! 全国37番目となる佐賀県初のBYD正規ディーラー「BYD AUTO 佐賀」がオープン
約1500万円! トヨタ超高級ミニバン「“4人乗り”アルファード」発表に反響殺到!「こりゃ買えん!」「レクサスより高い!?」「廉価グレードが3台買える…」と騒然! 一方で「こういうクルマは夢がある」と盛り上がる声も
レッドブル首脳、ローソン起用に関し角田裕毅と会話「プッシュし続けるようにと言った。彼は落ち着いて前向きだった」
いよいよ!「日本一デカい交差点 立体化」通行方法が発表 「計16車線」って一体どーなるの!?
マツダがモータースポーツ技術を活かした市販車発表へ、ベースはロードスター…東京オートサロン2025
60年代のアメ車をEV化でレストモッドってクライスラーやるじゃん! 最新の中身だけど「手動窓」のプリマスGTXが「懐かし新しい」!!
ターボ50周年をお祝い! エキサイティングな洞察を呼ぶ「ポルシェ・ヘリテージ・モーメンツ」映像シリーズ
トヨタ・アルファード&ヴェルファイアに国内ミニバン初のPHEVが登場!【新車ニュース】
新型「レクサス GX」争奪戦は年始~。公取協の指導で“先着順”のフェアな販売に変わるのは朗報!
【今年はコスパ元年】フロンクスからランクルまで、お手軽予算や最強リセールで覚えておくべき車5選
【ホンダの逆襲】新型「プレリュード」が“ハイブリッド革命”と話題に…エンジンの超進化が向かう世界
【発売秒読み!?】マツダ、2.0Lチューンドエンジン×幌の高性能「ロードスター」市販予定仕様を公開【TAS25】
【ライバルもビックリの強烈さ】スズキ新型「ソリオ」公開! 「フロンクス」のクールなカスタム仕様も【TAS25】
【無敵の布陣完成】トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」一部改良。廉価版・PHEV・最上級4人乗り一挙追加…510万円から
【2025年もシークレットあるかも?】スバルがオートサロン出展概要発表 新色のBRZなど展示
【まるでドラマ】鴻海をけん制し、株価をV字回復させ、日産とホンダの統合を進める経産省の凄腕ぶり
【究極系ノートオーラ】デザインも中身も本気な「オーテック・スポーツスペック」登場。NISMOとの違いは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!