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ファンの熱意が届いた! アイコニックSP、市販化に向け前進。スペックは911並み!?

ファンの熱意が届いた! アイコニックSP、市販化に向け前進。スペックは911並み!?

マツダ アイコニックSP(ジャパンモビリティショー)

ロータリー開発グループが発足

マツダが「ジャパンモビリティショー2023」で公開したコンセプトカー「MAZDA ICONIC SP(以下:アイコニックSP)」に新たな動きがあった。

アイコニックSPは、美しいデザインや、マツダ独自の2ローター式ロータリーPHEVシステム搭載など、デビューと同時に一躍ショーの話題を独占。会場での反響も凄まじく、見学者が常に絶えない人気となっていた。

マツダの毛籠勝弘代表取締役社長兼CEOは当時「皆さまの応援があれば具体化していきたい。課題を克服するために、エンジニアが奮起できるよう応援を頂ければ」と発売に意欲を見せていたが、一部では「どうせ販売しないでしょ」といった懐疑的な意見も上がっており、その行方に注目が集まっていた。

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年が明け1月12日から14日に開催された「東京オートサロン2024」の会場において、毛籠社長は「このスポーツカーには、多くの賛同と激励をいただいた。大変嬉しくとっても感激している」とファンに感謝を述べた。

その上で「皆さまに背中を押されて、この“夢”に近づくべく、2月1日にロータリーエンジンの開発グループを立ち上げる。カーボンニュートラル時代に向けた課題をブレイクスルーするために、エンジン形式の垣根を超えた広い技術的手段と、最先端の内燃機関技術、マツダ特有のモデルベース開発の使い手として鍛錬を積んだエンジニアたちが再結集する」と述べ、開発に向け動き出したことをアピールした。

毛籠社長は、越えるべき技術課題は甘くないと言いながらも、「飽くなき挑戦の新しいチャプターとしての一歩を進められればと思っている」と改めて販売に意欲を示した。

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