アウディ新型「A6アバント」が世界初公開。デザインも走行性もファーストクラスで日本上陸が待たれるも、内燃機関モデルなのに“A6”の謎
掲載 carview! 文:杉山 元洋 30
掲載 carview! 文:杉山 元洋 30
またSNSユーザーからも指摘されていますが、「ガソリン車でA6っておかしくない?」と思った人もいるはず。それは、アウディが2024年に行った車名規則の変更で、内燃機関搭載車のモデル名に奇数を、EV(電気自動車)には偶数を与えるとアナウンスしていたから。
たとえば先日登場したA4の新型ガソリン車は「A5」に統合されており、その規則でいうならば本モデルは「A7アバント」となるはずです。
ですが、この車名規則はややこしかったせいか2025年の2月に撤回され、1から8の数字は車格を表し、パワートレインは車名へ具体的に表記するというルールに。
この決定で、たとえばガソリンエンジン車のA6は「A6アバント TFSI」、バッテリーEV車は「A6アバント e-tron」といった具合に、わかりやすい車名が与えられます。
ただ、すでにA5としてリリースされたエンジン搭載車のA4の新型の名称はそのままA5で継続。過去に遡ってまで変更することはないとのこと。
なにはともあれこのA6アバントは、デザインと技術の両方の面でアウディらしい進化を感じさせてくれます。円安が加速しないよう祈りつつ、日本へのデリバリーを楽しみに待ちたいモデルといえるでしょう。
(終わり)
(写真:アウディ、フォルクスワーゲン)
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