異例の大改良でプレミアム領域に迫った新アテンザ。その背景も気になる
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:望月 浩彦
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直6FRなどと聞くと心穏やかでなくなる人も多いと思うが、それはまだ先の話。いま売っているモデルをレームダック化させることなく、全力を傾けて着実に進化させてくるあたりにマツダの真面目さが現れている。アテンザの日本での販売見込みはセダンとワゴン合わせて年間わずか6000台にすぎない。だが、グローバルでは約15万台売れているし、仮に次期モデルがさらなるプレミアム化を果たすのであれば、たとえ投資額は嵩んでもイメージを高く保っておく必要がある、という判断があったのだろう。もちろん、投資を最小限に抑えた小改良でお茶を濁すこともできたし、普通のメーカーならそうしたはずだ。しかし広島にあるこの小さなメーカーは、改善の余地があるのに手をつけないのが許せないのだろう。つくづくマツダというメーカーは真面目で頑固だと思う。
そんなこんなで何から何まで変わったアテンザだが、比較的控えめな改良に留まっているのが外観だ。とはいえ、グリル、ヘッドライト、前後バンパー、トランクリッド(セダン)まで新しくなっているのだから、控えめな改良という表現は適当ではないのかもしれない。事実、1台だけだとわかりにくいが、新旧2台並べると、存在感と上質感がより増していることがわかる。初期モデルと比べればまるで車格が1ランク上がったような印象すらある。これで90度折り(L字状)になっているフェンダーフランジの加工を180度折りにすれば、タイヤとホイールアーチのすき間が詰まってさらにカッコよくなるだろう。
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