ボルボV40、北欧製ハッチバックに海外試乗!
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:ボルボ・カー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:ボルボ・カー・ジャパン
最後に、ボルボの最大の強みである安全性への取り組みを紹介しておこう。最大の目玉は世界初の歩行者保護エアバッグだ。フロントバンパー内に埋め込んだ7つのセンサーのいずれかが歩行者との接触を感知すると、ボンネット内部からエアバッグが飛び出し、歩行者の頭部を保護する。
従来はドアミラー下部にあるデジタルカメラを使って車線変更時のウォーニングを行っていたBLIS(ブラインド・スポット・インフォメーション・システム)が、リアバンパー内の左右2個のミリ波レーダーを使ったタイプにアップグレードしたのも要注目だ。これにより最大70m後方の車両まで検知できるようになり、同時に雨天時や夜間時の誤作動も大幅に減少した。また、駐車場などからバックで出る際、接近してくるクルマがあるとウォーニングを発する機能も加わった。つまり、上級モデルのV70やS60/V60よりも安全装備の充実度は高いということだ。
もちろん、30km/hまでの低速域で追突事故を回避もしくは軽減するシティセーフティは全車標準装備。追突回避or軽減の対応速度域を最高で200km/hまで拡張するとともに、歩行者検知機能も備えたヒューマンセーフティもオプションで用意される。
ボルボは「2020年にボルボ車絡みの死者および重傷者をゼロにする」というとんでもなく大胆な目標である「セーフティビジョン2020」を掲げているが、究極の目標に向けた最新の取り組みがV40にはすべて入っている。
V40の日本導入は来春を予定。より大きなクルマからのダウンサイジングを検討している人、スタイリッシュで質感が高く走りのいいハッチバックを求めている人、北欧デザインに興味がある人、安全で扱いやすくお洒落なファミリーカーを探している人……そんな人たちにとって、V40は大いに注目すべき存在だ。日本での価格は未定だが、最廉価グレードが300万円程度、売れ筋グレードが300万円台中盤になればコストパフォーマンス的にもそうとう魅力的だ。ドイツのライバルたちもウカウカしていられなくなるだろう。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
やっぱたまらんなV型エンジン!! [スカイラインNISMO]とレクサス[IS500]の[パンチ力]にひれ伏した件
【角田裕毅F1第22戦展望】ファクトリーと現場の連携で活きたレッドブル製リヤサスペンション。改善の継続が7番手に繋がる
エバンスとの実質的な一騎打ちもタナクはトップ譲らず。ヌービルは7番手に挽回【ラリージャパン デイ3】
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
【次期ティアナ?】日産が“美形”セダン「N7」発表。中国でBYDとシャオミの上級モデルに殴り込み
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!