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ハッチバック、セダン、軽が頑張るものの市場は再び軟調に【ボディタイプ別売れ筋・8月】

ハッチバックやセダン部門がシェアを拡大

コロナ禍による混乱から徐々に立ち直りつつある新車販売。だが、完全な回復には至っておらず、8月は前年比16%減と、前月に比べマイナス幅が2.3ポイント拡大する結果となった。一方、ニューモデルの投入は増えてきており、各社フルモデルチェンジやマイナーチェンジによる販売のテコ入れを進めている。そうしたマーケットの変動をボディタイプ別に探っていこう。

8月の新車販売をボディタイプ別にみると、登録車で市場シェアが拡大したのは、コンパクト/ハッチバックと、セダン/ファストバックの2部門。前者は今年2月にデビューした「トヨタ ヤリス」と「ホンダ フィット」がマーケットをけん引している。セダン/ファストバックは他部門に比べて落ち込みが少なく、特に「トヨタ プリウス」や「トヨタ カローラ」がシェア拡大に貢献した。

一方、軽乗用車は、乗用車の全体に占める割合が40.0%と前月から0.5ポイント拡大し、今年最高のシェアに達した。それでは各部門の状況を順にチェックしていこう。

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