XVのアップグレードした乗り心地とは?レビューや最新の中古車相場を紹介【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
普段使いにちょうどよい、クロスオーバーSUVの人気はいまだに衰えていません。各自動車メーカーが、それぞれの特徴を生かしたクロスオーバーSUVを開発しています。スバルの自信作というべき車種はXVです。
XVの歴史と特徴を振り返ると、人気の理由が分かります。実際の乗り心地についても気になるのではないでしょうか。乗り心地を左右するXVのスペックやユーザーのレビューを解説しますので、ぜひ車選びの参考にしてください。
目次
スバル XVは、取り回しがしやすいコンパクトサイズで、クロスオーバーながらもオフロード性能が高い特徴を持つSUVです。精かんなデザイン性と実用性が高く評価されています。
XVの歴史はどのようなものでしょうか。歴史や特徴についての理解を深めるにつれ、XVの魅力が分かります。アップグレードしたと評価されている乗り心地についてもチェックしましょう。
スバルは、2010年にインプレッサの一部改良を実施し、それに伴いインプレッサのクロスオーバーモデル「インプレッサXV」を発表しました。このインプレッサ派生モデルが、XVの始まりです。
「スバルが提案する新しいクロスオーバー Active Sports Gear」というコンセプトのもと、クロスオーバーテイスト満載の内外装デザインが採用されています。スバルこだわりの高い走行性能や環境性能が特徴です。
2012年の初代発売時にインプレッサから切り離され「スバル XV」という名称に変更されました。
コンパクトサイズの初代XVは、全高が1,550mmでした。都市型マンションやショッピングセンターなどでは、機械式立体駐車場が多く採用されています。機械式立体駐車場の中には、入庫基準として1,550mmの高さ制限を設けていることが一般的です。
全高が低い初代インプレッサXVは、高さ制限がある立体駐車場も不自由なく利用できます。運転シーンを選ばない街乗りSUVとして人気を博しました。
2012年10月にXVとして歩み始め、2013年にはハイブリッドモデルも追加されています。SUV人気が高まりつつあった時期で、各自動車メーカーがこぞってSUVモデルを発表しました。
スバルもレガシィ グランドワゴン、フォレスターと革新的と言えるクロスオーバーSUVを輩出してきましたがXVもそれに続く都市型クロスオーバーSUVです。
2017年にフルモデルチェンジを行い、2代目となりました。初代のコンセプトを引き継ぎ、より精かんなイメージとなっています。スバルの新型プラットフォームSGP採用により、安全性能と走行性能が進化しました。
ボディサイズは若干大きくなっています。1.6Lガソリン・e-BOXER搭載モデルなど、ニーズに合わせたグレード選びが可能です。最新バージョンのアイサイトと歩行者エアバッグを標準装備とし、安全性能がさらに向上しています。
3代目となるXVは、2022年9月15日に世界初公開されています。グローバルネームへの統合を果たし「CROSSTREK(クロストレック)」へと名称変更しました。日本市場への導入は2023年以降の予定です。
クロストレックへの関心が高まっているため、今後は旧型となるXVが中古車市場でお得に購入できる可能性が高まるでしょう。
一般的に、車の乗り心地は車の設計・スペックに左右されます。XVの乗り心地も同様です。XVの特徴・スペックをご紹介します。スバルの技術が結集した、クロスオーバーモデルXVについて理解を深めましょう。
スバルは、これまで培ってきた知見や高度な技術力を注ぎ込み、次世代プラットフォームSGP(スバル グローバル プラットフォーム)を完成させました。
SGPの特徴は、振動が少なく、静粛性に優れた質感の高い走りを体感できることです。正確で迅速な反応をするステアリングの優れた操作性は、ドライバーはもちろん、同乗者すべてのドライブ疲れを軽減してくれます。
乗り心地が良く、道路状況や運転環境に左右されない安心感や愉しさを提供していることが魅力です。
XVは、スバル独自のシンメトリカルAWDに加え、路面状況に応じて選択可能な走行モード「X-MODE」が特徴です。
滑りやすい道やぬかりやすい道などの悪路走行時に「SNOW・DART」または「DEEP SNOW・MUD」のどちらかを選ぶことにより、四輪駆動力やブレーキなどを適切にコントロールできます。
また、常に一定車速の維持が可能なヒルディセントコントロールも採用されているため、下り坂走行時も安定した乗り心地を体感可能です。
2代目XVの2.0Lモデルは、全グレードにスバル独自の技術e-BOXERを搭載しています。e-BOXERとは、新開発のパワーユニットで、水平対向エンジンと高性能モーターの組み合わせたハイブリッドシステムです。
e-BOXERをシンメトリカルAWDレイアウトに統合することにより、優れた重量バランス・低重心・軽快な走りを実現しました。スムーズな加速と質感の良いブレーキは、快適な乗り心地に寄与しています。
現在販売されているXVの1.6Lモデルのグレードは2種類です。主なスペックは下記を参照してください。
■1.6i EyeSight、1.6i-L EyeSightのスペック一覧
全長×全幅×全高(mm):4,485×1,800×1,550
車両重量(kg):1,410
室内長×室内幅×室内高(mm):2,085×1,520×1,200
エンジン:水平対向4気筒 16バルブ デュアルAVCS
WLTCモード燃費(km/L):13.3
上記から分かるように、グレード間の主なスペックには差異がありません。エントリーグレードの1.6i EyeSightにも運転支援機能のツーリングアシストが搭載されています。
1.6i-L EyeSightとの違いは、X-MODEやパドルシフトです。自分好みの必要オプションを自由に追加したい場合は、1.6i-L EyeSightを選びましょう。
2.0Lモデルのグレードは全4種類です。スペックの違いはほぼありません。
2.0e-L EyeSightには、ダイレクトな変速感覚を体感できるSI-DRIVEやe-アクティブシフトコントロールが搭載されています。2.0e-S EyeSightの魅力は、視認性の高さです。
Advanceは最上級グレードで、ブルー加飾のフロントグリルをはじめ、存在感のあるシルバーが特徴のフロントマスクが精かんな美しさを醸し出しています。
■2.0e-L EyeSight、2.0e-L EyeSight Smart Editionのスペック一覧
全長×全幅×全高(mm):4,485×1,800×1,550
車両重量(kg):1,530
室内長×室内幅×室内高(mm):2,085×1,520×1,200
エンジン:水平対向4気筒 16バルブ デュアルAVCS 直噴+モーター(e-BOXER)
WLTCモード燃費(km/L):15.0
■2.0e-S EyeSight、Advanceのスペック一覧
全長×全幅×全高(mm):4,485×1,800×1,550
車両重量(kg):1,550
室内長×室内幅×室内高(mm):2,085×1,520×1,200
エンジン:水平対向4気筒 16バルブ デュアルAVCS 直噴+モーター(e-BOXER)
WLTCモード燃費(km/L):15.0
どの車であっても、ドライブを楽しむためには、乗り心地の良し悪しが気になるのではないでしょうか。XVには、これまでのスバルが培った知見をもとにさまざまな技術が搭載されています。乗り心地の特徴について知識を深めましょう。
XVのバネレート・ショックアブソーバーの減衰力は、ラフロードや雪道走行を意識した硬さとなっています。凹凸が激しい路面状況であっても、揺れがさほど残らない設計のシャシー・サスペンションは、まさにスバルのコンセプト「人馬一体感」です。
滑らかな走りができるため、ロングドライブにおいても快適な乗り心地を味わえます。
スバルが誇る運転支援機能ツーリングアシストは、渋滞時や高速走行時に大変便利です。時速約120kmまでの車速域では、アクセル・ブレーキ・ステアリング操作を自動でアシストしてくれます。
渋滞時・混雑時には、先行車や区画線などの情報を認識して安定した制御が可能です。高速走行時など、先行車がいない場合には区画線を認識して車線内中央付近を維持してくれます。
運転シーンに応じた対応により運転ストレスが軽減されることはメリットです。
近年、燃費性能を重視した車に注目が集まっています。燃費性能だけに注目すると、XVはさほど燃費性能に優れている訳ではありません。水平対向エンジンやAWDシステム搭載のためです。
しかし、前述のツーリングアシストやアイサイト、AWDやe-BOXERのような、走行性能に特化したスバル独自の技術に魅力を感じている方は多いといわれています。自分がどのような性能を重視しているかを把握しましょう。
スバル独自の技術が満載のXVは、どのような乗り心地なのか、実際のオーナーレビューをご紹介します。自分の用途や希望条件を念頭に置きながらチェックしてみましょう。
乗り心地について「みんカラ」に寄せられている口コミには『不快な揺さぶられ感もなく、しっとりとした乗り心地』や『個人的に何の不満もない乗り心地。静かに、力強く走ってくれます』との声があります。
全体的に不満の声は少ない傾向です。
乗り心地が良い車は、長時間運転してもさほど疲れません。乗り心地の悪い車に乗った経験がある方はうなずけるのではないでしょうか。
この点で、XVは『運転しても疲れない。アイサイトで高速も楽』との声や『とにかく疲れない、乗る度にワクワクする』という「みんカラ」の声は参考になります。疲れにくい車であれば、出かけるのが苦にならないという点がメリットです。
XVを購入した方は、満足している方が多い傾向です。「みんカラ」のユーザー評価からもその点がうかがえます。
例えば『3年毎日見ても見飽きない』との声は代表的です。他にも『一目惚れしたデザインと色。意のままに動くハンドリング、走行性能。アイサイトに代表される安全運転アシスト機能。スバリストになれる喜び』のように、満足度の大きさが伝わるコメントがあります。
使い勝手が良い点もXVの魅力です。「みんカラ」の口コミには『キャンプやスキーのアウトドアから近場のお買い物までほんとに使い勝手の良い車だと思います』という評価が寄せられています。
また『買い物から林道までどこへでも行けて、なおかつ安全性能も高い』や『万人の日常生活にバッチリな車だと思います』という声からも使い勝手の良さに満足している様子が分かるのではないでしょうか。
使用シーンを選ばないという点は魅力です。
XVは、運転支援技術アイサイトが標準装備されています。そのため、オフロード走行を重視しないのであれば、中古車でも走行機能は十分です。ただし、アイサイトはバージョンにより性能に差があるためきちんと確認しましょう。
2022年12月時点の中古車相場価格は、119.7万円~368万円です。エンジンの大きさに加え、必要なオプションが搭載されているかをチェックしましょう。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【インド】全長5m級! トヨタ新型「カムリ」発表! 伝統の「FF最大・最上級セダン」が登場! 斬新“サメ顔”採用した「11代目モデル」の姿とは!
KDDI、SF新チーム『KDDI TGMGP TGR-DC』のメインスポンサーに就任。人財育成を支える
[カーオーディオ・素朴な疑問]パワーアンプ編…「クロスオーバー機能」って何? 使う利点は?
Juju、SF参戦を通して“クルマづくり”で成長見せる。話題を呼んだ強気のバトルは「郷に入れば郷に従え」の考えも
布製チェーンの装着体験もできる!プロスタッフ、カーケミカル製品を展示販売でアピール…東京オートサロン2025
トヨタGR、2025年も『もっといいクルマづくり』に向けS耐とニュルへ挑む。プロ11名を発表
【中国】ホンダ新型「イエ P7」公開! パワフルな「4WD」採用の「超スポーティSUV」! クーペ風な流麗ボディが美しい「新モデル」登場
鮮やかな赤のコスモスポーツや白のトヨタ2000GTなど…アクト冬フェス~クリスマスファイナルクラシックカーミーティング
【愛犬家必読】車内のしつこい動物臭を消す方法は? ペットによる車内の汚れや抜け毛を一気に解決! プロ直伝のクリーニング方法とは
TOYOTA GAZOO Racing、2025年もTGR-DCを通じ若手を育成。中村仁の海外挑戦も明らかに
高速道路「深夜割引の見直し」が“延期”へ システム整備に時間 「申し訳ない」
トヨタ、2025年全日本ラリーへ向け体制拡大。DAT搭載GRヤリスのJN-2出走や、平川真子起用を発表
【ホンダ同門対決】維持費とリセールで勝る N-BOX、走りと使い勝手でリードするフィット、幸せになれるのはどっち?
【売り切れ必至か】1000台限定の受注生産モデル、マツダ「ロードスター 35周年記念車」予約受付開始
【気付ける?】バッテリーから見た目、走りまで…三菱「アウトランダー」の改良が“フルモデルチェンジ級”だった
【レガシィ、ステージア世代に乗ってほしい】新型「パサート」試乗 ドライブ好きならSUVよりワゴンでしょ
【新旧エクストレイルをカスタム!】ポタ電10台搭載の災害対応キャラバンなど、日産の「オートサロン2025」出展車両を事前公開
新型「レクサス GX」争奪戦は年始~。公取協の指導で“先着順”のフェアな販売に変わるのは朗報!
【今年はコスパ元年】フロンクスからランクルまで、お手軽予算や最強リセールで覚えておくべき車5選
【ホンダの逆襲】新型「プレリュード」が“ハイブリッド革命”と話題に…エンジンの超進化が向かう世界
【発売秒読み!?】マツダ、2.0Lチューンドエンジン×幌の高性能「ロードスター」市販予定仕様を公開【TAS25】
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!