【大ヒットも納得】値段相応な点もあるが…スズキ新型「フロンクス」は装備も走りもライバルより神コスパ
掲載 carview! 文:編集部/写真:篠原 晃一、スズキ株式会社 52
掲載 carview! 文:編集部/写真:篠原 晃一、スズキ株式会社 52
群雄割拠のコンパクトSUV市場でも埋没しない個性的なデザインもフロンクスの特徴だ。何にも似ていないのに、かといって破綻していないのはスズキのデザインの妙かもしれない。
クーペスタイルながらフェンダーなどボディ下半分がマッシブで、4mを切る全長ながら非常に堂々としている。シャープなLEDライトなどしっかりお金もかけられていて、インドのデザイン・オブ・ザ・イヤーを2年連続(2023~2024年)で受賞したのも納得だ。
<フロンクスのボディサイズ>
全長×全幅×全高=3995×1765×1550mm
ホイールベース=2520mm
全幅1.7mを超えるものの、全長はトヨタ「ライズ」と同等となっている。ワイド&ローで実際のサイズより大きく見えるが、実はコンパクトSUVの中でも比較的小さい部類なのだ。冒頭に述べた通りインド製と言うことでWR-Vと比較する向きもあるが、サイズ的なライバルは「ライズ/ロッキー」である。
ボディサイズからすると想像以上に広いフロンクスの車内だが、クーペスタイルということで頭上はやや圧迫感がある。Aピラーが寝ているため、着座した際のイメージはSUVというより視点の高いコンパクトカーだ。コックピット感のあるインパネデザインの影響もあるかもしれないが、広い室内や荷室をご所望ならもう少しボディが大きいライバルを検討した方がいいかもしれない。
なお、個人的にはインパネのシルバー塗装やパールブラック塗装は一昔前の「プラスチックを塗りました感」があり少々残念に映った。200万円半ばのクルマに多くを望んではいけないが、エクステリアが良いだけにややチープな印象を受けてしまう。無理に高級感を求めるのではなく、素材表現で遊び心を演出した方がむしろスズキらしさが出たのかもしれない。
(次ページに続く)
◎あわせて読みたい:
>>激戦のコンパクトSUV界隈にスズキも参戦! クセ強デザイン「フロンクス」はジンクスを打ち破れるか!?
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