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【大ヒットも納得】値段相応な点もあるが…スズキ新型「フロンクス」は装備も走りもライバルより神コスパ

【大ヒットも納得】値段相応な点もあるが…スズキ新型「フロンクス」は装備も走りもライバルより神コスパ

スズキ「フロンクス」(写真:篠原晃一)

日本仕様は実質「フロンクス2.0」

スズキが10月16日に発売した「フロンクス」。強力なライバルがひしめくコンパクトSUV市場に“最後発”として投入された注目のモデルに、短時間ながら一般道で試乗することができた。

フロンクスはインド生産ということも話題となった。グジャラート工場で生産されるフロンクスだが、インドでは2023年に登場し、同地の乗用車市場において最速で累計販売台数10万台を達成するほどの人気ぶりだそう。日本だけじゃなく中東やアフリカ、中南米などにも輸出される世界戦略車だが、早くもタマの取り合いが起こっているという。

直近では、ホンダから同じくインド生産のコンパクトSUV「WR-V」が登場し何かと比較される両車だが、最低限の装備で価格を抑えたWR-Vに対し、フロンクスは日本専用に色々と作り込んでるのが特徴だ。

なお、WR-Vの名誉のために言っておくと、ホンダは「ヴェゼル」という人気コンパクトSUVをラインアップとして持っていた。WR-Vの装備が乏しいのは、ホンダが手を抜いたわけではなくヴェゼルとの差別化を行っているだけなのだ。装備の充実を取るか、安さを取るか、選択肢を多く用意した点を褒めるべきだろう。

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閑話休題、フロンクスである。日本向け装備を挙げればキリがないほど多岐にわたって作り込まれているのだが、大きなところで言えば、4WD仕様を専用開発、ドライブモード切替の設定、足回りの専用チューニング、予防安全・運転支援機能の搭載などだ。

地味なところだと、ワイヤレスチャージャーやシートヒーター(当然ながらインドでは不要の装備)といったあったら嬉しい便利機能も漏れなく装備され、荷室の高さを変えられるラゲッジボードも日本専用に作ったそうだ。

今回はあまり試せなかったが、開発者によるとADAS機能は日本のためにだけの完全新設計で、スズキの最新バージョンが搭載されており実質“フロンクス2.0”と言えるほど中身が変わっているという。

(次ページに続く)

>>新型フロンクスを写真で詳しくチェックする

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#スズキ #フロンクス #新型 #SUV #コンパクトカー #試乗

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