【大ヒットも納得】値段相応な点もあるが…スズキ新型「フロンクス」は装備も走りもライバルより神コスパ
掲載 carview! 文:編集部/写真:篠原 晃一、スズキ株式会社 27
掲載 carview! 文:編集部/写真:篠原 晃一、スズキ株式会社 27
群雄割拠のコンパクトSUV市場でも埋没しない個性的なデザインもフロンクスの特徴だ。何にも似ていないのに、かといって破綻していないのはスズキのデザインの妙かもしれない。
クーペスタイルながらフェンダーなどボディ下半分がマッシブで、4mを切る全長ながら非常に堂々としている。シャープなLEDライトなどしっかりお金もかけられていて、インドのデザイン・オブ・ザ・イヤーを2年連続(2023~2024年)で受賞したのも納得だ。
<フロンクスのボディサイズ>
全長×全幅×全高=3995×1765×1550mm
ホイールベース=2520mm
全幅1.7mを超えるものの、全長はトヨタ「ライズ」と同等となっている。ワイド&ローで実際のサイズより大きく見えるが、実はコンパクトSUVの中でも比較的小さい部類なのだ。冒頭に述べた通りインド製と言うことでWR-Vと比較する向きもあるが、サイズ的なライバルは「ライズ/ロッキー」である。
ボディサイズからすると想像以上に広いフロンクスの車内だが、クーペスタイルということで頭上はやや圧迫感がある。Aピラーが寝ているため、着座した際のイメージはSUVというより視点の高いコンパクトカーだ。コックピット感のあるインパネデザインの影響もあるかもしれないが、広い室内や荷室をご所望ならもう少しボディが大きいライバルを検討した方がいいかもしれない。
なお、個人的にはインパネのシルバー塗装やパールブラック塗装は一昔前の「プラスチックを塗りました感」があり少々残念に映った。200万円半ばのクルマに多くを望んではいけないが、エクステリアが良いだけにややチープな印象を受けてしまう。無理に高級感を求めるのではなく、素材表現で遊び心を演出した方がむしろスズキらしさが出たのかもしれない。
(次ページに続く)
◎あわせて読みたい:
>>激戦のコンパクトSUV界隈にスズキも参戦! クセ強デザイン「フロンクス」はジンクスを打ち破れるか!?
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
小さいくせに「全方位的に上質」 新しいコンパクトSUV「フロンクス」は走りが気持ちいい“スズキの意欲作” 意外にも「高速クルージング」が大得意
191万円! スバル「最小SUV」発表! 全長4m以下の小型ボディ×迫力顔がスゴい! 新「レックス」安全性が向上!
ホンダが新型「プレリュード」まもなく登場! 22年ぶり復活の「2ドアクーペ」に反響多数! 美麗デザインの「新モデル」に「名前だけでも欲しくなる」声も
「1クラス上」の上質さ! フォルクスワーゲン・ポロへ試乗 強み沢山のハッチバック
最初から安グレードを出してよ! アルファードからフロンクスまで最近の新車がグレード数を減らすワケ
スズキ新型「ジムニー」登場は? 第1弾「全長4.3m以下SUV」世界初公開で期待高まる! カクカク「eビターラ」は25年夏頃に発売、気になるeジムニーどうなる?
インドからの輸入だけど日本にマッチさせる専用仕様! すでにバカ売れ「スズキ・フロンクス」が凄い!!
ぜったい売ってよ! やっぱランクルはオープンだ! トヨタが突如公開したランクル250[ROX]がカッコよすぎ
アルパインからジムニー、キャラバン、 WR-V向け車種専用カーナビなどが続々登場!
トヨタの「高級SUV」何がイイ? 高額ハイブリッドが売れ筋に!? 登場4年の「ハリアー」人気が衰えないワケとは
34歳、ゲレンデを買う──Vol.9 意外なほど快適です
「10ベストカー」に選ばれたのはどんなクルマ?【国産車編】第45回「日本カー・オブ・ザ・イヤー 2024-2025」最終選考会進出車たちの素顔が知りたい
200万円台でも見栄え! 「フロンクス」と「WR-V」買うならどっち? 装備や走りでコスパ比較
【欲しい人は急げ!】新規注文再開も上限数アリ…日産「フェアレディZ」2025年モデル発表、10万前後価格アップ
スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」発売 質感高めな内外装に注目! 価格は254万1000円から
日産の巨大商用バン、新型「インタースター」が欧州で発売 キャンパー仕様を国内導入してみる妄想はアリ?ナシ?
「ランクル300マイチェン情報」の真相を販売店が解説。受注再開の見通しや値上げ時期のまとめも
【まだまだ現役】デリカD:5に「ブラック仕様」と「シャモニー8人乗り」追加。登場から17年で新型も気になる…
巨大なキドニーグリルは変わらずもブラック化 BMW「4シリーズ グランクーペ」マイナーチェンジ。722万円から
日本COTYを争うベスト10台が決まる。日本を代表する車の“選外”やEVの台頭が変革の時代を映す
【250万円越え】新型コンパクトSUV「フロンクス」は“スズキの高級車”の悪夢を払拭できるのか?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!