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世界初の量産型燃料電池車「ミライ」が描く未来とは?【前編】

持続可能なまったく新しいモビリティ

水素は地球上に無尽蔵にある。というと、どこを掘れば出てくるのだろう?と思う人もいるかもしれないが、水素は埋蔵されているわけではなく、水の電気分解や、化石燃料を改質して生成する人工的なエネルギーだ。

手っ取り早いのは改質だが、それでは脱化石燃料にはならない。しかし、風力や太陽光から得た電気を使って水を電気分解して水素を作れば、それは再生可能エネルギーになる。現在の技術では電気を大量には貯蔵することはできないが、水素に変換すれば貯蔵し、必要なときに必要な量を供給できる。

その他、火力発電に使うと二酸化炭素を大量に排出する褐炭から水素を取り出し、二酸化炭素を固形化する技術や、下水汚泥から発生するメタンから水素を生成する技術も確立されつつある。空は飛べないけれど、バック・トゥ・ザ・フューチャーの「ゴミで走るデロリアン」のような世界がまさに現実のものになりつつあるのだ。

そう、ミライという草原に咲く1本の花の蜜を吸うために、さまざまな人や企業がさまざまな取り組みを始めている。そしてその先にあるのは、ガソリン車と同じ使い勝手を持ちながらも、化石燃料に頼らない、クリーンで持続可能なまったく新しいモビリティなのである。

■後編に続く

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