A45 AMGに海外試乗 CLA45 AMG情報も
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:メルセデス・ベンツ日本
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:メルセデス・ベンツ日本
サーキット試乗に用意されたのは、空力パーツで武装した「A45AMG 4MATIC EDITION 1」。3ステージESPは、中間モード「ESPスポーツハンドリング」に設定されていた。コースがわからないのでSLS63AMGによる先導走行だったが、ペースはほぼ全開。前車のテールライトのみを頼りにブラインドコーナーに入り、時にオーバースピードでアンダーステアを出したこともあったが、その量は少なく、挙動もきわめて安定していた。4WDやESPのおかげだが、ドライバーは、4WDのトルク配分が変わるのも、ESPが介入しているのも、体感することはなかった。
適正スピードでコーナーに進入すれば、ステアリングを切り込んだ分だけリニアに動き、コーナーの立ち上がりでアクセルを踏めば強大なトラクションがかかる。この際も、ESPがトラクションを妨げ邪魔になることはなかった。
幸運にも、ルイス・ハミルトンの助手席に乗る機会を得た。コーナリング時のブレーキの使い方が絶妙で、瞬時に向きを変え、さすが、上手いな! と感心したが、それほどシャープなドライビングであっても、一度たりともリヤが滑ることはなかった。
ちなみに、1周4.2kmのこのコースで、SLS63AMGとのラップタイム差は4.5秒とのこと。つまり、A45AMGは、かなり速いのだ。そして、安定して速さを楽しめるクルマだ。
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