日産GT-R・17年モデルに試乗。内外装デザインの変更と走りの深化の狙いとは?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
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日本の公道で本領を発揮できないからといって、ここまで高性能、高出力のエンジンは意味がないとも思わない。新型のエンジンは570psで従来型より最高出力が20ps上がったが、それは目的ではなく、実用域でのドライバビリティーを向上させるべくトルクを太らせた結果だそうだ(最大トルクは従来比+5Nmの637Nm)。飛ばさないと楽しくない、満足感を得られないエンジンから、実用域でも“いいモノ”だと感じられるエンジンを目指したということだろう。実際、パーシャルスロットルでもリニアに反応するので乗りやすい。
GT-Rといえどもサーキットへ持ち込むオーナーはわずかで、大多数は高性能な機械を所有する喜びを味わうために買うはず。だとすれば、ぶっ飛ばさないと楽しめないセッティングではなく、日常的に満足感を得られる新型のセッティングは正しい。インテリアの質感を向上させたのも日常的な喜びのためだろう。開発陣は「マチュア(熟成した)な方向を目指した」というが、特殊なGT-Rに手を加えるならその方向しかないはずだ。このままパフォーマンスを上げて700psに達しても喜ぶ人は少ない。
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