【バブル終焉か】「ランクル250」の中古車相場が「3ヶ月で100万円も下落」の背景とは。今後はどうなる？

トヨタ ランドクルーザー250

「ランクル250」の中古車相場が下落している理由

ある業界関係者は、ランドクルーザー250の中古車相場が下落していることについて、次のように説明します。

「超長納期の代名詞的存在であった『ランドクルーザーシリーズ』ですが、そのなかでもランドクルーザー250に関しては、納車の目処が立ちつつあるようです。

2025年9月現在、ランドクルーザー250は新規の受注を停止しています。ただ、トヨタのサブスクリプションサービスである『KINTO』であれば、3か月以内の納車が可能であるなど、かつてと比べて入手難易度は下がっています。

中古車価格は基本的に新車の供給量と連動しており、ランドクルーザー250が中古車市場でプレミア価格となっていたのは、新車の入手が困難であったからにほかなりません。そのため新車の供給が進めば、中古車相場が下がるのは必然です。

一方、『ランドクルーザー300』や『ランドクルーザー70』の中古車相場は、依然として高止まりしています。

これは、ランドクルーザー300やランドクルーザー70の新車の供給が、ランドクルーザー250と比べて安定していないことが原因と考えられます」