コスパ王「ホンダ WR-V」の想像以上のスッピン感とその理由。最安Xグレードは誰におススメ?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:編集部 76
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「クルマは道具。コスパと使い勝手のいいモデルこそ買い!」がモットーなみなさんこんにちは。そんなリアリストならきっと注目しているはずの「ホンダ WR-V」の、最も安い「X」(209万8800円)に試乗したので軽くご報告です。
「WR-V」は全グレードが200万円~250万円以下におさまるBセグメントのコンパクトSUV。同門のコンパクトSUV「ヴェゼル」(264万8800円~377万6300円)と車高以外は似たようなサイズ感になっています。
・WR-V|全長×全幅×全高|4325×1790×1650mm
・ヴェゼル|全長×全幅×全高|4340×1790×1590mm
※ホイールベース|2650mmはWR-Vもヴェゼルも同じ。
価格を抑えるため、エンジンは1.5L直4ガソリン(118ps/142Nm)のみ、駆動方式もFWDのみの割り切った設定。スペックはヴェゼルのガソリンモデル「G」(4WD)と共通ですが、ヴェゼルの主力であるフルハイブリッド(e:HEV)は131ps/253NmでWR-Vを上回ります。WLTC燃費もWR-Vの16.4km/Lに対してヴェゼルのハイブリッドは26.0km/L(FWDモデル)と大きくリード。
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都心~御殿場間を燃費は気にせず流れに乗って往復したところ往路が12.5km/L、復路が13.6km/Lとモード燃費の8割前後でした。ボクシーで背丈もあるデザインなので燃費の伸びは期待しないほうがいいかもしれません。
・・・と、やや幸先の悪いスタートとなりましたが、このクルマの見どころは価格の安さもさることながら、現代のクルマではちょっと珍しい“スッピン感”にありそう。一体どのへんがそうなのか、サクッと説明して参ります!
(次のページはインテリアを中心に解説)
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