パナメーラ改良。プラグインHVモデルも登場
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ポルシェジャパン
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ポルシェジャパン
ゼロエミッションで走行できるプラグイン・ハイブリッドがパナメーラから登場したのは驚きだ。プレミアムなラグジュアリーセグメントでは初めてのことで、メルセデスも新型Sクラスに「S500」というプラグインハイブリッドを発表する計画があるが、一番乗りはなんとポルシェなのだ。
プラグインハイブリッドに進化した「パナメーラS E-ハイブリッド」はアウディ製の3リッターV6エンジンが組み合わされるが、過給器はターボではなくスーパーチャージャーだ。ハイブリッドのような高価なシステムはVWグループとして役割分担を決めて開発されているので、100%ポルシェ自製というわけではない。
バッテリーはボッシュがシステム全体として提供するが、リチウムイオン・バッテリーはサムソンLG製で9.4kWhの容量を持つ。欧州モードではEV走行はCO2排出力がゼロとして計算できるので、36kmのEV走行が可能なパナメーラの1kmあたりCO2はなんと71g。東京で使うとほとんどがEV走行できるはずだ。
エンジンが止まっているので、とても静かに走れる。風切り音やタイヤのロードノイズがこんなに気になるとは思わなかった。電気モーターは70kWに強化されているので、135km/hまでならモーターだけで走れる。トータルでのパフォーマンスは0-100km/h加速がなんと5.5秒、最高速度は270km/h、欧州燃費は3.1L/100kmとなっている。
クルージングでは走行中にエンジンが停止するコースティング機能も可能だが、充電モードではモーターは発電機として機能する。もし、目的地でEV走行が必要なら、バッテリーに電気を蓄えておく必要があるからだ。スマートフォンと連携してそんな情報を共有できるのも嬉しい。「パナメーラS E-ハイブリッド」は都市部では新しいライフスタイルを提供してくれることは間違いない。黄色のブレーキキャリパーとは異なり、ライムグリーンカラーのキャリパーを見たら、ゼロエミッションで走れるもっともエコなポルシェだと認識すべきだ。しかし、エンジンが目を覚ましたら俊足ぶりは健在だ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
フェルスタッペン予選5番手「ベガス用リヤウイングを作らないという方針がハンデに」タイトルには有利な位置を確保
佐藤万璃音、2025年もユナイテッド・オートスポーツからWEC世界耐久選手権にフル参戦
やっぱたまらんなV型エンジン!! [スカイラインNISMO]とレクサス[IS500]の[パンチ力]にひれ伏した件
【角田裕毅F1第22戦展望】ファクトリーと現場の連携で活きたレッドブル製リヤサスペンション。改善の継続が7番手に繋がる
エバンスとの実質的な一騎打ちもタナクはトップ譲らず。ヌービルは7番手に挽回【ラリージャパン デイ3】
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
【次期ティアナ?】日産が“美形”セダン「N7」発表。中国でBYDとシャオミの上級モデルに殴り込み
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!