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MINI クロスオーバー ミニらしさは健在か?

日本への投入は来春を予定

ドアを開けて乗り込むとき、従来のミニと違う点に気づいた。乗り降りがしやすい。ヒップポイントが60mmもアップしており、ドアの開口部が上下に広い。キーと共に受け取ったiPhoneをセンターコンソール内のポートにつないでみる。ミニ・コネクテッドなる携帯電話接続用インターフェースの採用によって、インパネ中央にある巨大なスピードメーターに内蔵された画面とスピーカーがiPhoneに連動する。シフトヘッド付近にあるボタンとジョイスティックを使って、グーグル検索やWebラジオへの接続が簡単にできる。この手の遊びゴコロはミニらしい。

本国での発売に先駆けたテストドライブに供されたのは、1.6リッター直噴ツインスクロールターボを積むクーパーSの6段MT仕様。その他に、1.6リッターNAエンジンを積んだ122ps/160Nmの「クーパー」と、出力を抑え98ps/153Nmとした「ワン」のガソリン2機種に加えて、「クーパーD(112ps/270Nm)」と「ワンD(90ps/215Nm)」の2機種のディーゼルがラインナップされる。ガソリン3機種には、来年にアイシン製6ATとの組み合わせが追加される。加えて、クーパーSとクーパーDは駆動形式をFWDまたは4WDから選択できる。日本へはATの登場を待って、来春にガソリン車を投入する予定だ。

サイドサポートの張り出したシートはサポート感が高く、座面がたっぷりしていて座りやすい。シフトヘッドを1速に叩き込んでアクセルを踏み込むと、ミニ一族らしい元気のいい走り出しを見せる。PSAグループと共同開発されたツインスクロール付き直噴1.6リッターユニットに、BMW自慢の可変バルブタイミング機構が加わったことにより、最高出力は9ps高い184psへと向上した。アクセルを踏み込むと、どこまでも伸びていきそうな気持ちのいい加速が得られる。その一方で、CO2排出量は146g/kmに抑えたエコ・コンシャスなユニットでもある。1600rpmという低速域から240Nm(オーバーブースト時260Nm)の最大トルクを発揮するのは従来通り、1300kg程度のボディくらいは軽々と加速させてしまう。最高速の215km/hまであっという間だ。

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