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ジャガーの新型セダン「XE」が受注開始、ディーゼルモデルも設定

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは6月2日、昨年秋にロンドンで発表されたDセグメントの新型スポーツセダン「XE」の受注開始を発表した。日本に導入されるのはガソリン仕様が4モデル、ディーゼル仕様が3モデルの計7モデルで、今年9月以降にガソリン車から順次納車される予定だ。

ボディの75%以上にアルミニウムを使用

「Fタイプを4ドアにしたようなクーペスタイリング」を意識したフォルムによって、Cd値は0.26を達成。インテリアはスポーツスタイルのアナログメーターや厚みのあるステアリングホイールに、Fタイプのスタイルが継承されている。

ボディサイズは、全長4680×全幅1850×全高1415mmで、BMW3シリーズやメルセデス・ベンツCクラス、アウディA4をライバルとする欧州Dセグメントに属する。並み居る強豪に対抗するため、XEは軽量かつ高剛性のアルミモノコックボディをこのセグメントで初めて採用。ボディの75%以上にアルミニウムを使用し、耐久性と軽量化を両立させたという。

新エンジンはガソリン3タイプとディーゼルを設定

ガソリン仕様の「XE ピュア」と「XE プレステージ」には、インジニウムと呼ばれる高効率&低燃費を追求した2.0L 直列4気筒直噴ターボ(最高出力200ps/最大トルク320Nm)を搭載。「XE ポートフォリオ」には240ps/340Nmの同エンジンのチューニング違いが搭載される。高性能版の「XE S」には、3.0L V型6気筒直噴スーパーチャージャー(340ps/450Nm)が採用され、0-100km/h加速は5.1秒を実現している。

ディーゼル仕様には全グレードに2.0L 直列4気筒直噴ディーゼルターボのインジニウム(最高出力180ps/最大トルク430Nm ※欧州仕様値)を搭載。正式な燃費は未公表だが、昨年の発表では約26.5km/Lを達成しているという。トランスミッションは全てに8速ATが組み合わされる。

ドライバー支援機能も多数装備

アダプティブクルーズコントロールや衝突を回避・軽減する自動緊急ブレーキ、車線逸脱の際にステアリングを振動させて警告するレーンデパーチャーウォーニング、滑りやすい路面でもステアリング操作のみで設定速度(3.6km/h~30km/h)で走行できるオールサーフェイス プログレスコントロールなどを標準装備。ブレーキとアクセル操作だけで縦列・並列駐車および出庫を自動で行うパークアシストもオプションで用意される。

価格はガソリン仕様の「XE ピュア」が477万円、「XE プレステージ」が515万円、「XE ポートフォリオ」が642万円、「XE S」が769万円。

ディーゼル仕様は、「XE ピュア」が497万円、「XE プレステージ」が535万円、「XE R-Sport」が549万円。

<スペック例>

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