TOM'S GR86 TS発売。拡張性を備えたベースコンプリートカーって何? 試乗会も
掲載 carview! 文:編集部 59
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トムスは8月18日、トヨタ「GR86」に新型サスペンションや専用LSD、専用エキゾーストなどを装備したコンプリートカー「TOM’S GR86 TS」を発売した。
TOM’S GR86 TSは、ベース車両であるGR86の素性の良さを生かしながら、スポーツ走行を想定しチューニングを施すことで、さまざまなスタイルや走行フィールドに対応できる拡張性を備えた「ベースコンプリートカー」。
トムスによると、ベースコンプリートカーとは、走るための基本が完成しているベース車両という位置付けだそうで、オーナーの走るステージにあった方向性に進化するための基礎になる部分や、基本的な性能を有している状態の車両とのことだ。
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TOM’S GR86 TSの主なチューニングポイントは次の通り。
GR86の持つポテンシャルや魅力を最大限に引き伸ばしたいという開発陣のこだわりを、レース事業やパーツ開発で培った技術力で具現化したといい、懐の深いサスペンションフィールと専用LSDの高いトラクション性能、トルクフルで心地良いエキゾーストサウンドで「乗る楽しさ」も追求しているそうだ。
<新型サスペンション>
アーム、ブッシュ類の最適化と、減衰力20段調整の全長調整式ダンパー&専用スプリング(Advox Sports)をセット。しなやかで懐の深いサスペンションフィールを実現する。
<駆動系(専用LSD)>
限界を超えた領域でも滑り出しがなめらかで、コンロール性を重視した1.5way専用セッティングのLSDを装備。イニシャルトルクを低めに設定することで、街乗りでも快適な乗り味を実現した。
<タイヤ・ホイール>
軽量・高剛性を両立した18インチ8.0J+47の鍛造アルミホイール「TWF04」FLAT BLACKで足元をレーシーに引き締める10SPOKEデザインを採用。タイヤはフロント215/リア225サイズの「POTENZA RE-71RS」を装備し、回頭性と操縦安定性の両立を図り、弱アンダー傾向の乗り味。
※タイヤホイールはオプション設定
<専用エキゾースト>
F24型エンジンのトルクフルな特性をさらに向上させるために、センターパイプにチャンバー構造を採用し、低速域から高速域までよどみなく吹け上がり、全域に渡ってトルクフルなTOM’Sバレルを採用する。
<エアロ>
従来よりフラットブラックで販売している「スタイリングパーツセットB」をボディ同色に塗装することで、目を見張る斬新なルックスとワイドアンドローなスタイリングとした。
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今回トムスでは、TOM’S GR86 TSの発売に合わせ、東京・新木場の特設会場にて9月2日から10日の間で特別試乗会を開催。試乗は完全予約制となっており、試乗会にて商談も可能とのことなので気になるユーザーは足を運んでみてはどうだろうか。
<発売記念試乗会概要>
開催日時:9月2日(土)~10日(日) 10:00~19:00
開催場所:東京都江東区新木場1-8-9
「ARTA MECHANICS&INSPIRATIONS」
試乗予約:試乗申込は公式URLより受け付けている。
(https://completecar.tomsracing.co.jp/event/)
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