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BMW Mでサーキットへ 究極のドラテクスクール

Mならではの究極の試乗会

去る10月某日、BMWは一般ユーザーとメディアを集め「BMW M サーキットデイ」を開催した。場所は富士スピードウエイだ。イベントに先立ちcarviewでも参加者を募集したから、バナー目にした人も多いと思う。

まずは晴れて当選した人々に、実にラッキーでしたね! と言わせていただこう。ファンならずとも、ドラテクスクール屈指の硬派で鳴らす「BMWサーキットデイ」の存在はご存知のはずだが、今回のそれは「M」が付くスペシャル。まずは講師がすごい。サーキットデイの顔とも言える菰田潔を筆頭に、ルマンで日本人初の総合優勝を果たした関谷正徳、中谷明彦、桂伸一、服部尚貴、土屋武士、さらには元F1ドライバーの高木虎之介という超の付く豪華メンバーが顔を揃えた。

コースは由緒正しき富士スピードウエイ、本コース。インストラクターによる先導走行とは言え、先導速度が半端じゃない。コース図を叩き込んででもいない限り、理想のラインをえらく速い先導車が走ってくれるほうが有り難いとも言える。ちなみに速度が乗った中盤以降の周回では、コカ・コーラコーナーで120km/h、300Rで180km/h、メインストレートでは200~230km/h近い速度に達していた。ヘルメット無しの普段着で。

菰田氏によればそこはBMWの頂点である「M」の走行イベント。参加者もそれなりのレベルが予想されるから、普段よりラップも速いでしょうとのこと。BMWのノーマルのカタログモデルでは体験できない、Mだからこそ行ける速度域で、操る楽しさ、パフォーマンスを存分に感じ取っていただきたいという。

メディアチームには島下泰久や石井昌道といったcarviewでもお馴染みの評論家各氏も参加したが、ふだんあれだけ走り込んでいる彼らですら、表情を輝かせつつ「X6Mのあの独特のフィールっていいですねえ…」「やっぱりM3は楽しい!」などなど、子どものように熱い論議を交わしていたのだ。

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