中国横断、5700km試乗 アウディ Q3の魅力とは
掲載 更新 carview! 文:渡辺 慎太郎/写真:アウディ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:渡辺 慎太郎/写真:アウディ ジャパン
アウディが現在、もっとも積極的に取り組んでいるのは軽量化技術で、Q3にもそれが惜しみなく投入されている。例えばボンネットとテールゲートはアルミ製で、それぞれの重量は8.8kgと10.8kg。スチール製と比較して約50%も軽くるすることができたという。その他の部分についても高張力鋼、超高張力鋼、テーラードブランクなどを採用し、ホワイトボディで301kgの重量を達成した。
Q3には2種類のTSFIと1種類のTDIエンジンが用意されている。いずれも2Lの直噴4気筒+ターボで、アイドリングストップ機能とオルタネーターを使ったエネルギー回生機能が付く。TSFIは制御マップの変更により125kWと155kWを使い分け、将来的には5気筒の2.5TSFI(220kW)も追加導入される予定である。トランスミッションは6速MTか7速Sトロニックが選択可能。Sトロニックにはコースティングモードが備わっていて、いわゆる「ECOモード」を選べば、アクセルペダルを放すと自動的にクラッチが切れてニュートラル状態となる。
サスペンションはフロントがストラット、リヤが4リンクで、アクティブショックアブソーバはオプション装備。電動パワーステアリング、電動パーキングブレーキ、ヒルホールドアシストなどは標準装備である。
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