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「なんでマツダって全部同じ顔なの?」自動車メーカーが”クルマの顔”を統一する理由は生き残りをかけた「ブランド戦略」だった

マツダは「同じ顔」にせざるを得なかった?

ある業界関係者は「マツダは『同じ顔』にせざるを得なかった」としたうえで、次のように続けます。

「『魂動デザイン』を採用する前のマツダは、極度の経営危機に陥っていました。

マツダは『選択と集中』の考え方により、欧州市場を最重要市場に据えることにしましたが、階級社会の色濃く残る当時の欧州では、プレミアムブランドと大衆車ブランドの境界が明確に存在していました。

そこでマツダは、大衆車ブランドでありながらプレミアムブランドに匹敵するデザインを持ったクルマという、当時の欧州市場におけるニッチを狙いました。マツダがクリーンディーゼルやMTを積極的に導入してきたのも、欧州市場重視の考え方と無関係ではありません。

そして登場したのが、マツダ6であり、CX-5であり、マツダ2であったわけです。

ただ、マツダのような中堅メーカーの場合、個々のモデルの力だけで勝負することが難しいため、『同じ顔』によってブランド一丸となって欧州市場を攻略する必要がありました。

さらに、より効率的なクルマづくりを進めるために採用された『コモン・アーキテクチャ』と呼ばれる開発手法も、『同じ顔』となった理由のひとつです。

モデル単体では十分なスケールメリットを得ることが難しいマツダは、ほとんどのモデルで共通の基本骨格を用いることとなります。その結果、各モデルで共通のデザインとしたほうが、都合がよかったと考えられます。

ほかにもさまざまな理由がありますが、当時のマツダが生き残るためには『同じ顔』にしなくてはならなかったのは事実です」

(次のページに続く)

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