おすすめグレードは? ロードスター試乗・後編
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:菊池 貴之、マツダ
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:菊池 貴之、マツダ
日本での月販はわずか3桁が現実であり、やはり厳しい状況にあることは間違いない。それでも貴島氏は、並々ならぬ情熱とこだわりを今回も存分に、ロードスターに盛り込んだのである。しかし今、ロードスターは既に次のモデルを検討しているはずで、さらに悩ましい状況にあるのも事実である。
1989年のNAから現行型NCに至るロードスターの歴史は、貴島氏の言葉を借りれば「変わらないための変化」である。事実周りのクルマからすれば、確かにロードスターは成長拡大を可能な限り抑え進化した歴史を持つ。しかしそれでも現在は3ナンバーかつ1100kgプラスアルファかつ2.0リッターエンジンを搭載しているわけで、NAから比べれば成長拡大したことは否めないわけだ。
そうした背景を鑑みつつ、最近の経済危機に端を発する自動車販売の低迷やダウンサイジングおよびパラダイムシフトを考えた時、おそらく今回のロードスターが、20世紀から続く従来価値を持つ最後のモデルとなるはず。ロードスターのモデル・ライフを考えると、素直にいけば次期型は2014年辺りに登場するはずだが、おそらく時代の変化はそこまでの猶予を与えてはくれないだろう。もう少し早い時期に抜本的な改革が求められる。
もちろんこの辺りについては貴島氏も十二分に意識しており、後進の育成も含め、貴島イズムを伝えつつ現代の要求への融合を考えている。少し前ならディーゼルや直噴、または直噴+アイドリングストップというレベルの解答で持ちこたえられたはず。だが今や状況は急速に進んでおり、当然のように電気駆動を視野に入れなければならない状況である。
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