【360万円の最安グレード】日産エクストレイルの「S（FWD）」はアリかナシか、装備をチェックしてみた！

日産 エクストレイル

最新のe-POWERは静かで走りもいい

パワートレーンは、先述の通りVCターボエンジンを発電用に搭載したハイブリッド「e-POWER」で、駆動用となるフロントモーターの出力は最高出力204ps／最大トルク330Nmを発揮。4WDはリアにモーターが追加され、リアモーターの最高出力136ps／最大トルク195Nmというスペックです。

フロントモーターの出力は2.5Lガソリンエンジン並みのパワーがあり、車重が1.7トンオーバーと決して軽くないものの、過不足ないパワー感があります。また、VCターボエンジンは静粛性も高く、走行フィールは良好です。

リアに駆動用モーターが追加される4WDは、出力がプラスされるのでなかなかパワフル。eフォースは前後モーターを緻密に制御する最新の4WDということもあり、ジャーナリストからはドライ路面での走りの良さも高評価です。

そんなことから、「4WDは必要ない」という人であっても走りも重視するというのであれば、FWDと4WDの乗りくらべはしておきたいところ。

乗り心地は、18インチホイールのSとXの方が、19インチホイールのGよりも、エアボリュームがあり、乗り心地を重視したいのであれば、Sはむしろアリです。