【360万円の最安グレード】日産エクストレイルの「S(FWD)」はアリかナシか、装備をチェックしてみた!
掲載 carview! 文:編集部/写真:日産自動車 66
掲載 carview! 文:編集部/写真:日産自動車 66
各種装備をチェックしていきます。
外観の差別化はほとんどなく、S(とX)は前後バンパーロアとドアアンダーモールが無塗装になる程度(Gはシルバー塗装)。ギア感のあるSUVらしさを求めるなら、むしろ無塗装のほうがお似合いともいえます。
その他には、先述のホイールの違いのほか、ルーフレールがSはオプションでも選択できないため、つけたい場合はオプション選択可能なX以上ということになります。
最上級のGには、木目調フィニッシャーやリアロールサンシェード、アンビエントライトなど装備がてんこ盛りですが、一方でそれぞれがレスとなるSの内装は外装同様シンプルですが、これはこれで悪くありません。
その他の装備も300万円後半の価格帯ということもあり、ステアリングも本革巻きでオートエアコンも装備。「エントリーグレードだからつけてません!」的な仕打ちはありません。
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最大の懸念点が「プロパイロットがついていない問題」です。Sには前車追従もしない定速を保持するだけのクルーズコントロールが装備されます。
さらに、「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」や「BSW(後側方車両検知警報)」、「RCTA(後退時車両検知警報)」といった、後方の安全支援がオプションでも選べません。
いずれも無いと困るものではないものの、最安価とはいえわざわざ無いグレードを選ぶべきなのか悩ましい部分。熟考したいところです。
スピーカーのみのオーディオレス仕様のため、ディーラーオプションで選ぶか、カー用品店で購入する必要があります。
ディーラーオプションで9インチのディスプレイオーディオ(11万5040円)が選択可能なので、スマホナビを活用する今どきの使い方をすれば、スマートでコスパも高そうです。
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