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ポロGTI 海外試乗レポ 想像以上に、○×的?

ムチを入れるほどに深みを増すシャシー

この秋に日本に上陸するモデルは5ドアのみの展開だが、今回は3ドア/5ドアともに試乗できた。限られた時間の中での印象として、3ドアよりも5ドアの方が好印象だったのは朗報だ。

乗り味走り味としては、既に販売されている1.2TSIがかなりバランスに優れるため、それに比べるとGTIははっきりとハードと言っておいた方がいいだろう。ただし、ハードと言っても常に内蔵が揺さぶられる系では決してなく、ビシッとした入力があるという意味。つまりハーシュネスはキツいが一発で収まる類いのものだ。もっともこのクラスで17インチなのだから致し方ない。

フランクフルトからニュルブルクリンクまでのアウトバーンでは3ドアに3人+3人分の荷物という、日常使用とはかけ離れた状況で走った。しかし、それでもアウトバーンの追い越し車線を難なく180km/h巡航できる。しかも、余裕やゆとりを感じながら…。事実、時に200km/hにも達したがそこに無理をしている感はあまりない。Bセグメントの1.4リッターと考えれば破格の動力性能だし、そこで感じられる余裕やゆとりはシャシーのレベルが高いことの証でもある。ステアリングが軽めで心許なさこそあるが、それは感触としての問題で、実際はキッチリ直進も出ている。

そしてニュルブルクリンク近郊のカントリーロードでは、抜群のハンドリングを味わうことができた。ノーマルのポロに対して車高が15mmダウンする専用のサスペンションが与えられ、さらに17インチサイズのタイヤ&アルミを履くことで、ダイナミクスは確実にアップ。乗り心地にハードさを感じる場面が増えるものの、さすがに1.2TSIにはないしっかり感が得られる。

限界性能も当然、向上した。基本的にはどこまでもオンザレールだから、楽しさや刺激が薄いと思う人もいるだろう。しかし、スポーツドライビングで限界領域まで踏みこめる腕があれば、そこには姿勢変化を楽しむ余地が残されている。そしてこの領域まで来ると、足はしなやかに動きホレボレするボディコントロールを見せるのだ。ムチを入れるほどに深みが増すこのシャシーは、相当に練り込んであると感じる。

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