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ポルシェ初のコンパクトSUV、マカン同乗試乗

ポルシェの"味"は濃厚に

今回のイベントはテクノロジーの詳解がメインテーマ。よってステアリングはまだ握らせてもらえなかったのだが、締め括りには同乗試乗が用意されていた。3台のうちマカン ターボのナビシートに乗り込み、ドライバー氏には全開でとお願いした。

動力性能は、期待通り"速い"。マカン ターボの最高速はクラストップの266km/h。マカンSでも254km/hに達する。排気音の小気味良い演出、そしてPDKの切れ味鋭い変速ぶりも相まって、実際の加速はもちろんフィーリング的にもスポーティさが際立っている。

しかし何より驚かされたのはフットワークだ。テストコースとは言え公道のように波打った路面でも乗り心地は快適で、しかも終始フラットな姿勢を崩さない。率直に言って特段軽いわけでも、また全高が低いわけでもないのに、安っぽい言い方ではあるが、まるでスポーツセダン感覚なのだ。

ナビシートから見ているだけでも伝わってきたのが、ステアリングの優れたレスポンス。微小舵角からリニアな反応にコーナーでは狙ったラインにスパッと乗せられ、右足の動きと連動させることですんなりとテールスライド状態に持ち込めるのには驚かされた。そのままドリフト状態で抜けるのも容易。十分以上のオフロード性能、牽引能力も含めた使い勝手を備えた上で、SUVとしては例外的なほどドライバーの意思に忠実な走りが実現されている。

正直に言えば、頭の中には「ま、中身はQ5だし」という思いが無いではなかったのだが、「エンジニアリング バイ ポルシェ」の意地、見せつけられたという感じである。期待は十分に煽られ、「早く自分でステアリングを握りたい」というじりじりとした気持ちにさせられてしまった。実際、そのチャンスは遠からず訪れそう。その時にはまたここで報告できると思うので、お楽しみに。

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