最新こそ最良か? 言葉を失うほどの性能に、間口の広さまで手にした新型「911」と「タイカン」をPEC東京で堪能した
掲載 carview! 文:編集部/写真:ポルシェジャパン 7
掲載 carview! 文:編集部/写真:ポルシェジャパン 7
ポルシェは今回、最後にちょっとしたサプライズを用意してくれた。「タイカン ターボS」のインストラクターによるデモンストレーションラップだ。
正直言葉を失った。
最大775PSにも達するパワー(ローンチコントロール時のオーバーブーストを使えばなんと952PS/1110Nm!)に加え、「リアアクスルステアリング」と「ポルシェトルクベクタリングプラス(PTV Plus)」が相まって物理法則を無視してコースを“飛んでいく”のだ。
もちろんインストラクターのテクニックに加え「ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメントシステム (PASM)」を含む「アダプティブ・エアサスペンション」がしっかりと路面を掴んで離さないので安心なのだが、それはもう筆者の知っているクルマの動きとは次元が違っていた。
しかも、空車重量2295kgというヘビーウエイトに加え、インストラクターと筆者、別メディアの編集者・ライターの4名フル乗車でも、「ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)」は岩にでもぶつかったかのような制動力をキメてくれる。タイカン4Sですら「すげーすげー」と言っていた筆者だが、タイカンターボSの底知れぬポテンシャルを垣間見せてもらった。
そしてそんなタイカンファミリーには、これよりもさらに強烈な「ターボGT」というトップグレードが控えているのだ。「さらに上があるのか……」と開いた口が塞がらないが、そんなターボGTもまもなくPEC東京に配備される予定だという。
空冷から水冷へと変わり、ボディが大型化され、素のカレラでもターボを備え、ハイブリッドまでラインアップに加えるようになった今でも(ロータリーイグニッションスイッチがなくなっても)、絶えず進化を続け“最新こそ最良”を貫き通してきたポルシェ。その進化は、パフォーマンスの高さだけでなく間口の広さをも獲得したのかもしれない。
そして繰り返しになるが、今ならそんなポルシェの超絶パフォーマンスを、PEC東京で誰もが体験できるのだ。自身で運転しなくとも、筆者の体験したようなデモンストレーションラップも予約することができる。これまで一握りの特別な人しか触れることができなかったポルシェの世界観を、ぜひ一度覗いてみてはどうだろう。ポルシェの間口は確実に広がっているのだから。
(終わり)
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