テスラ・モデルS 最強の「P85D」に試乗。より洗練された“狂気”
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
「P85D」のスペックを簡単に紹介すると、モーターの最高出力はフロントが193kW、リアが375kW(足して568kW=761ps!)、システムとしての最大トルクは967Nmという途方もないパワースペックを誇る。
これだけのパワーがあると車両重量2230kgなんてまったく気にならない。前後重量配分は50.6:49.4と理想的。エンジンが存在せず、バッテリーを床に薄く広く敷き詰め、前後にモーターを配置するのだから理想の配分にするのは難しくないのだろう。航続距離はNEDC(欧州の走行モード)で491km。
4WDになっても、モデルSは相変わらず圧倒的に速い。というか4WDになってさらに速くなった。今回、一般的にパフォーマンスモードかスポーツモードに相当する「インセインモード(※insane=正気でない、狂気の意)」が加わった。
この言葉遣いはどうかと思うが、ともあれインセインモードにしてアクセルペダルを深く踏み込むと、脳みそが置いていかれ、気持ち悪くなるほど鋭くダッシュする。床まで踏めば発進と同時に967Nmのトルクが立ち上がるため、2WDではアンチスピン・デバイスが作動するばかりでとても路面にすべてのトルクを伝えきれないが、4WDだと伝わってしまう、その結果、どこに負担がかかるかといえば乗員だ。
計測すれば、もっと鋭い加速を体験できる内燃機関のクルマもあるはずだが、モデルSの場合、ほとんど音を伴わない不気味さも手伝って、実際以上にうすら速く感じてしまうのだ。
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