【完全復活で王者奪還へ？】新型「パジェロ」ついに始動。「ランドクルーザー300」にないPHEV＆S-AWCを武器に真っ向勝負

次期三菱 パジェロ 予想CG 「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

「アウトランダーPHEV」が最有力のベースモデル候補

もうひとつの有力説は、「アウトランダーPHEV」譲りの2.4L PHEV（プラグインハイブリッド）パワートレインを改良して流用するというものです。このシステムには後輪に2基、前輪に1基、計3基の駆動モーターが搭載され（アウトランダーPHEVは前後で計2基）、ガソリンエンジンと連動して作動。総合出力は382ps（285kW）以上に達すると予想されています。

最新情報では、このPHEV仕様が最有力とされており、実現すればPHEV未設定のトヨタ「ランドクルーザー300」と明確に差別化を図ることができます。

また、4輪の駆動力と制動力を統合制御する、三菱独自の車両運動制御システム「S-AWC（スーパー・オール・ホイール・コントロール）」の最新世代も採用される見込みです。これにより、あらゆる路面状況で優れた悪路走破性と走行安定性が実現されるでしょう。

新型パジェロのワールドプレミアは、2026年前半と予想されています。価格は「アウトランダーPHEV」を上回るのは確実で、600万円を超える可能性が高いと見られています。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、三菱、日産、トヨタ）