【販売網は他社の4分の1なのに売れすぎ】三菱「デリカミニ」が受注1万台超。“300万円級デリマルパッケージ”がオーダーの7割弱という異例の人気ぶり
掲載 更新 carview! 文:モンキープロダクション 45
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前術のとおり、新型デリカミニは予約注文だけで1万台超の受注を獲得したといいます。三菱は国内の販売店舗数が約550店舗と他メーカーと比べて少ないため、その中でこれだけの予約受注を集めたというのは大きな意味を持ちます。
参考までに、ライバルの「N-BOX」を取り扱うホンダは2000店舗超。また、兄弟車であるルークスは受注開始から1か月で累計1万1344台を達成していますが、日産も全国に2000店舗超の販売網を持っています。
こうした販売網の規模の差を踏まえると、約550店舗しかない三菱でデリカミニがルークスに匹敵する受注を獲得していることは、その勢いがいかに強いかを物語っているといえるでしょう。
新型デリカミニの受注トップ3のグレードは次の通りです。
・T プレミアム デリマルパッケージ(4WD):39%(290万7300円)
・T プレミアム デリマルパッケージ(2WD):17%(274万100円)
・G プレミアム(2WD):9%(212万9600円)
そして、デリカミニ全体での2WD:4WDの構成比は47%:53%となっています。
ご覧のように、ターボエンジンに4WDを組み合わせる290万7300円の最上級グレード「T プレミアムデリマルパッケージ(4WD)」が一番人気です。新型車の発売直後は上級グレードに人気が集中するのはデリカミニに限ったことではありませんが、それでも290万円を超える軽自動車が受注の約4割を占めるというのは驚きです。
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