【なにかと話題】クルマ好きをざわつかせるマツダ「CX-80」のベストバイグレードは？ニーズ別に考察した結果はこれだ！

マツダ CX-80

上質感が魅力のキャプテンシートはウィークポイントも

いっぽうで「キャプテンシート」は上質感が魅力。まるでリムジンの後席のような雰囲気で“いいもの感”に満ちあふれた、ある意味CX-80の真骨頂と言える。

ただし、ウィークポイントもある。それは小さく折りたためないことだ。

そもそも3列SUVで2列目まで畳むという人は少数派だろうけれど、荷物をたくさん積むなどで2列目を畳みたい人、そしてフラットで前後長たっぷりの床面を作って車中泊をしたい人などには「キャプテンシート」はオススメできない。7人乗り（荷物を積むのにも車中泊にもこれがベスト）もしくは「センターウォークスルーシート」を選ぼう。

というわけでシートアレンジをまとめると、上級感を味わいたいなら「エクスクルーシブモード」の6人乗り、もしくは「エクスクルーシブモダン」「エクスクルーシブスポーツ」「プレミアムモダン」「プレミアムスポーツ」がベスト。逆に実用性重視なら7人乗りの「XD」「Sパッケージ」「エクスクルーシブモード（の7人乗り）」がいいだろう。

センターウォークスルーシート（6人乗り）が選べる唯一のグレード「Lパッケージ」は、上質感と実用性のバランスに優れる仕様。小さな子供が2人いるファミリーにはこれがベストとなる。