モデル末期のトヨタ「アクア」を選ぶ理由
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹 150
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carview!にはさまざまなモデルの情報が掲載されていますが、市場でけっこう人気があるにもかかわらず、なぜか情報の掲載が少なかったモデルもありました。今回は、そんなモデルのひとつであるトヨタ「アクア」をピックアップしたいと思います。
2011年12月に発売されたアクアは、「小さなプリウス」とでも呼ぶべき5ナンバーサイズのハイブリッド車。しかし「小さめ」とはいえ、大人5人が快適に過ごせる広い室内空間を実現しています。また、荷室が狭めになる場合も多いハイブリッド車でありながら、305Lという大きめな荷室容量を確保しているのもアクアの特徴です。
ハイブリッドシステムは、1.5Lの高効率エンジンに高出力なモーターを組み合わせたもので、JC08モードで34.4km/Lという低燃費を達成しています。
またアクアは、ここまでご紹介してきたとおり「小ぶりだが車内も荷室も広くて、燃費もかなり良好である」というのが売りなのですが、バッテリーの関係で低重心だからでしょうか、実はハンドリング性能もなかなか優秀で、「気持ちの良い走り」が楽しめる車でもあります。
8年以上にわたって作られているアクアは、途中何度かマイナーチェンジや一部改良を行っています。2014年12月の改良では内外装の変更と、クロスオーバースタイルの「X-URBAN(エックス アーバン)」を追加設定。2015年11月には衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスC」を「G」と「エックス アーバン」に標準設定しました。
直近のマイナーチェンジは2017年6月に実施され、外装デザインがグッとスタイリッシュになると同時に、内装のデザインや素材もより上質なものに変更しています。また「エックス アーバン」が「Crossover(クロスオーバー)」に進化。グリルやルーフモール、16インチ専用アルミホイール、フェンダーアーチモールなど専用デザインが施され、専用のチューニングで走りと乗り心地も向上させました。
そして2018年4月の仕様変更では、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」の内容が進化して衝突回避機能がレベルアップ。加えて、もっとも直近の仕様変更にあたる2019年7月には、内外装デザインを少々整えるとともに「パノラミックビューモニター」をメーカーオプションとして新設定。その利便性と安全性はさらに高まりました。
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