大きく広くなった、新型ステップワゴンに試乗!
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:篠原 晃一
サイズアップで広くなるのは嬉しいけれど、気になるのは取り回し性、そして走りっぷりだ。しかし新型ステップワゴンは、その辺りも抜かりは無い。
運転席に乗り込むと、まず感じるのが全方位の視界の良さである。ドアウインドウ下端を25mm、リアクウォーターウインドウ下端を50mmそれぞれ低く設定し、ウインドウ面積自体も拡大。3列目シートが格納時に跳ね上げ式のように視界を遮ることも無くなって、とにかく見通しが良い。大型化されたドアミラー、2枚の鏡で車体の左前方を反射させて映し出すアイディアもののサイドビュー・サポートミラーも視界を確保してくれるから、大きくなったことをほとんど意識しないで済む。どうやら取り回しについては問題無さそう。では走りはどうだろうか?
まず好印象なのが2.0リッターエンジンとCVTのマッチングだ。低中速域のトルクが厚みを増したことで、先に回転だけ上昇するのにクルマが前に出ないというCVT特有のネガが感じられず、望んだ通りの加速を得ることができる。力に余裕があるから夏場以外はECONスイッチは常時オンのままで良いかもしれない。
こういう特性は燃費にも貢献するはずだ。元々この新型ステップワゴン、燃費改善には相当力が入れられている。先代は特にカタログ燃費でライバルにヒケを取っていたが、新型はエンジンのポンピングやフリクションによるロスを徹底的に減らして効率を高めた上に、CVTや電動パワーステアリングの採用等々によって10・15モードで14.2km/リッターと、セレナを上回りノア/ヴォクシーのバルブマチック付きに並ぶ好燃費をマークしているのだ。この感触なら、先代も悪くはなかった実走行燃費には更に期待できそうである。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
GW明けに新車を狙うなら、このお買い得な人気モデルは、絶対に外せない!【2024春商戦・トヨタ注目モデル4選】
群馬の朝は早い! 3時発東京行き「超早朝バス」日本中央バスが運行へ その使い道は?
RB、F1マイアミGPでアップデートを予定。「中団トップ争いに踏みとどまるため」とメキーズ代表……ライバルのハースを突き離せるか?
EVのリチウムイオン電池は「温度管理」が大切だった! 走行性能だけじゃなく充電性能に劣化度合いまで温度で大きく変わる!!
話題のマツダ『EZ-6』、詳細スペックを公開! 後輪駆動でBEVは600kmの航続距離に
内外装とグレード見直し 2代目ホンダ・ヴェゼルがマイチェン アクセントカラーや新色採用も
「トンネルできると便利」京都・新名神への新ルート! 長さ3km鷲峰山トンネルに待望の声 犬打峠の府道バイパス2024年度開通
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第3回】マラネッロの改革
【MotoGP】最も簡単なところで転倒してしまった……マルク・マルケス、ドゥカティでの初Vを逃すもポジティブ姿勢「勝利に近づいている」
センチュリーにロールスロイス……2000万円超えは当たり前の日本で買える高級車!! 超高級車はどうやって進化していく?
GRスターレット爆誕! 既に開発はスタートか!? 1トン切りに280万円ってアツすぎる!!
【平嶋夏海】さんとインカム通話体験ができる!「MIDLAND応援キャラバン」が始まった
【ホットハッチは好きですか?】ポロGTI生誕25周年モデル登場 227台限定で486万円
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!