【損しないクルマ選び】出来が良くて経済的でいいモノ感もある 自動車ライターが推薦する“国民車候補ベスト3”
掲載 carview! 文:伊達軍曹 22
掲載 carview! 文:伊達軍曹 22
これまた、2017年9月デビューという化石のように(?)古い車種を持ち出して大変恐縮ではあるのだが、今なおコレを超えるほどの「安くていい車」は登場していないため、挙げざるを得ないのである。
スズキ「スイフトスポーツ」は、スズキが世界戦略車として作っているコンパクトカー「スイフト」のスポーティ版。ベースとなるスイフトは2023年12月に新型へとフルモデルチェンジされたが、スイフトスポーツのほうは2017年に登場した世代が引き続き販売されている。
スイフトスポーツという車は、ひと言でいうなら「200万円台で買えるポルシェ 911」だ。もちろんポルシェの911とは車体の大きさもエンジン出力も、そしてエンジンの搭載位置などもまったく異なるわけだが、その運転感覚は「911を小さくした感じ」と言える。つまり、車全体のしっかり感が異様に強く、それでいて機敏で、しかし乗り心地は決して悪くないのだ。
911と大きく違うのは、6MT車の場合で216.48万円という信じられないぐらいの低価格っぷりと、WLTCモード燃費17.6km/L(※6速AT車は16.6km/L)というまずまずの燃費性能だ。
もちろん「国民車」を標榜するからには、20km/L以上のWLTCモード燃費であってほしいが、スイフトスポーツの場合は日々の運転を通じて得られる快楽の量がきわめて多いため、その分だけ、燃費は若干大目に見てもいいはず。また前述したとおり、そもそも車両価格が(その品質から考えると)信じられないぐらい安いので、トータルとして見れば普通に安いといえるだろう。
残念ながら、スイフトスポーツのカタログモデルはオーダーを終了しており、2025年3月現在「ファイナルエディション」のみ購入可能。代わって販売中の特別仕様車「ファイナルエディション」も人気が集中しいつまで買えのかわからない。買えるうちに買っておきたい国民車候補であるが、いざとなれば中古車も豊富に流通しているので安心である。
(次のページに続く)
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
軽ハイトワゴンのスタンダード、スズキ ワゴンRヒストリー【名車の生い立ち#11】
走りよし! 広さも充分!! フツーのミニバンっぽくなったけど「らしさ」健在!!! ホンダ5代目オデッセイ試乗プレイバック【ベストカーアーカイブス2013】
【語ろう! クルマの魅力03】充実カーライフ! 2025年、欲しくなるクルマたち
【語ろう! クルマの魅力02】魅力モデル続々! 最近、大いに気になるクルマたち
新しくなくたって楽しめる!! [先代のほうが買いかも……]なクルマ4選
「買うクルマがない」とか言われてるけどそんなことないよ…いま日産で買って嬉しい現行車3選
何十年経っても「同じ姿で出ています」! 誰が見ても「初代」と「現行」が同じ車種だとわかるクルマ5選
ガソリン ハイブリッド ディーゼル……中古選びの「正解」は!!? 超絶進化のマツダ3代目アクセラ 各モデル比較試乗をプレイバック!【ベストカーアーカイブス2013】
ミニ「クーパー5ドア」は優れた利便性とおしゃれさを融合したハッチバックの秀作! 元祖の3ドアに通じる「爽快な走り味」も魅力的
日産「エルグランド」生産終了! 次期型は25年か26年? 「トヨタ・アルヴェル化」せず日産・ホンダが“独自路線ラージミニバン”で活路を見出すにはどうすべき?
逆に普遍的なところがめちゃくちゃ魅力的な日本車[5選]
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】英雄になり損ねた偉大な先駆車[初代シビックハイブリッド]
【え、スイフトも売れていない!?】高評価なのに苦戦が続く2つの要因と、唯一の“生き残る道”
レヴォーグにガチ惚れして2台乗り継いでしまった自動車ライターが“良し悪し含めて”推薦する「現行スバル車3選」
【本当はどうなの?】現行型「N-BOX」購入者の評価は…総合点は高いが販売が伸び悩む理由も判明
【実現したら奇跡】ダイハツが試作した軽量スポーツ「GRミライース」が自動車界をザワつかせる理由
ようやく発売「クラウンエステート」。買って損はない5つの理由と、覚悟するべき微妙なポイント
【かわいくて頼もしい】フィアット初のMHEVモデル「600ハイブリッド」が今年6月に日本発売、燃費23km/Lと経済性もまずまず!
豪華仕様「アルファード・スペーシャスラウンジ」が「レクサスLM」に逆立ちしても敵わない点とは?
【復活の噂で話題】世界を魅了した三菱「パジェロ」の初代モデルが“SUVの元祖”と言われる理由
【4300万円以上!】タレントのユージがSNSで披露したマクラーレン「750Sスパイダー」はどんなクルマ?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!