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ガヤルドLP570-4・SL、超ダイエットの効果は?

航空機のカーボン技術を応用

軽量化というキーワードを耳にして、同じフォルクスワーゲン・グループ傘下にあるアウディの存在が気になる人も多いだろう。アルミスペースフレームをはじめ、軽量かつ堅牢なボディを作るのは両社に共通する美点である。事実、筆者はアウディのネッカーズルム工場内にあるアルミニウム・軽量デザインセンターを訪ね、アウディの軽量化技術がランボルギーニにも提供されていることを目の当たりにした。

ただし、ここで注目すべきは、ランボルギーニはアウディの美点を利用するだけではなく、独自の技術開発も進めているという点だ。しかも、共同研究を進める相手は、フルカーボン・ボディによって軽量化することで燃費が約20%も向上すると謳われる未来の旅客機、「ボーイング787ドリームライナー」の研究チームである。開発段階では「7E7」のコードネームで呼ばれており、中央の「E」が環境性能と経済性を意味していた。

787の実用化は遅れているが、彼らが開発した技術はランボルギーニに着実に応用されている。ワシントン大学で航空宇宙工学を専攻するパオロ・フェラボーリ教授とランボルギーニによる共同研究チームの存在が明らかになったのは2009年10月のことだが、実は2001年には「アウトモビリ・ランボルギーニ先進複合構造研究所(ACSL)」が開設されていた。

去年発表された「ムルシエラゴLP670-4スーパーヴェローチェ」にもACSLで研究された軽量素材が活用されており、LP570-4スーパレジェーラでは70kgの減量のうち40kgがカーボン複合材(CFRP)の採用による効果であり、結果としてノーマルと比べてCO2排出量を20.5%も低減している。

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