BMW&MINIのディーゼル3モデルに連続試乗。それぞれの味を報告する
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:篠原 晃一
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新世代ディーゼルBMW3台乗り、最後は320d Mスポーツである。BMWサルーンの定番というべき3シリーズのMスポーツに搭載されるのは、2リッター直4ディーゼルターボのなかでも最も高性能な190ps/4000rpmと400Nm/1750-2500rpmを発生するユニットで、当然ながら8段ATと組み合わせられる。公表JC08モード燃費は21.4km/L。
このエンジンとトランスミッションの組み合わせは、搭載方法の違いなどを別にすればMINIクーパーSDクラブマンと共通するが、全長4645×全幅1800×全高1430mmという立派なサイズを持つに至った現行モデルは、320d Mスポーツの場合に車重は1570kgに達する。プライスもそれなりに高価で、ベースグレードでも車両本体価格は512万円になる。
320dの場合も、車外で聞くアイドリング音はガソリンエンジンとの違いを感じさせるが、キャビンに収まってしまうとディーゼルかどうかを音で判断することは難しくなる。高回転、といっても4000rpm前後だが、まで回してもその傾向は変わらない。
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