ヒョンデ(旧ヒュンダイ)のおすすめ車種ランキング5選【購入ガイド】
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ヒョンデは韓国の自動車メーカーで、以前はヒュンダイと呼ばれていました。近年では日本では一般乗用車の販売は行っていませんでしたが、世界ではシェアを広めつつある有望なメーカーです。ヒョンデについて詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ヒョンデの概要や、世界でどれだけの人気があるのかについて紹介します。ヒョンデの中古車相場や今後の展望が理解できる内容になっているので、ぜひ参考にしてください。
目次
韓国企業「現代自動車」は日本ではヒュンダイと呼ばれていたため、ヒョンデという響きには聞き覚えがない方は多いかもしれません。なぜヒュンダイはヒョンデに名前を変えることになったのでしょうか。併せて、ヒョンデの近年の販売台数についても解説します。
韓国の自動車メーカー「現代自動車」は、「ヒュンダイ」から、韓国語の発音である「ヒョンデ」に名称を統一しました。ヒョンデという名称は以前から日本でも使われており、日本で販売店を展開していた際は、自動車メーカーヒュンダイとは別にヒョンデと表記しています。
ヒョンデグループはグローバル化するにあたって、以前から名称統一の活動を行っていましたが、アルファベットを用いる言語圏では同じ綴りで表記しても現地の発音に引っ張られてしまう問題があります。日本には外国語の発音を表現するのに適したカタカナがあるため、比較的スムーズに変更できたようです。
ヒョンデの2022年の世界販売台数は、傘下である起亜自動車を含み、684万5000台と報告されました。(参照:KBS WORLD)これは前年比2.7%増で、一昨年に引き続き販売増を記録しています。
世界規模で見ると2022年の1~10月の世界の主要な国と地域におけるヒョンデの販売台数は525万台でトヨタ、ドイツのフォルクスワーゲンに続く3位と躍進し、世界でも大きくシェアを広げていることがわかります。
理由として、特に電気自動車と燃料電池車の販売が好調であることが挙げられています。
例えば、ヒョンデの小型クロスオーバーSUVの「コナ」や起亜自動車の「ニロ」は世界の電気自動車売上ランキングに登場し、ヒョンデ初のEV専用車種「Ioniq 5」も注目を集めています。
ヒョンデのおすすめの人気車種を独自のランキング形式で紹介します。日本ではヒョンデの車はあまり見かけないため、ヒョンデ車に詳しい日本人は少ないでしょう。ヒョンデからどのような車がラインナップされているのか知りたい方は、ぜひチェックしてください。
エラントラはセダンを中心とするコンパクトカーです。1990年よりステラの後継者として登場し、韓国ではアバンテという名前で販売されています。主に中国や北米向けに生産されており、海外に多くの市場を持つ車です。
日本では2001年~2008年の販売終了決定まで3代目モデルのセダンとハッチバックの2種類が販売されていました。
4代目モデルがLPGハイブリッドを搭載した世界初のLPG自動車となったことで話題となった車で、同時に韓国で初のハイブリッドモデルでもありました。2020年に発表された現行型となる7代目モデルは、“Parametric dynamics”をコンセプトに大胆なデザインが施されたモデルです。
現行モデルのボディは4ドアセダンで、駆動方式はFF。エンジンは1.6L 直4、1.6L 直4 LPi、2.0L 直4などがそろいます。また、トランスミッションは6速MT、6速AT、CVT、7速DCTと好みで選べるラインナップです。
Dセグメントに属する、中型の4ドアセダンタイプの乗用車です。重厚感のあるエクステリアデザインや充実した安全装備が北米やヨーロッパを中心に人気を得ており、ヒョンデのベストセラーのひとつとなっています。
Dセグメントは需要が高く、トヨタ・ホンダ・日産といった日本車の競合車種も多く見られますが、日本車とは価格面で差をつけることで住み分けを行っているようです。
サンタフェはヒョンデ初のクロスオーバーSUVです。本国である韓国に加えて北米やヨーロッパで展開されており、機能的なデザインやコストパフォーマンスの良さから人気を集めています。
2023年7月、5世代となる最新モデルが発表になりました。これまでの丸みを帯びたデザインから一新し、直線基調の硬派な印象で、トヨタのランドクルーザーを思わせる雰囲気に仕上がっています。内装の材質に廃プラプラスチックやリサイクル繊維を使用するなど環境に配慮しているともポイントです。
ネッソはSUVタイプの燃料電池車です。燃料電池車は電気自動車の一種で、燃料電池をエネルギー源として酸素と水素の化学反応を起こし、発生した電力でモーターを回して駆動力にする自動車を指します。走行時に全くCO2を排出しない環境性能と、エネルギー変換効率の高さから注目されているエコロジーな車です。
ボディはルーフ高を抑えたミドルクラスのSUVで、スポーティーなデザインで、利便性を追求したSUVらしさを感じられます。
現代自動車の車の多くはヒョンデ名義で販売していますが、一部の高級モデルはジェネシスというブランドから販売されています。日本におけるトヨタとレクサスの関係を当てはめると分かりやすいのではないでしょうか。
G90はジェネシスブランドの高級大型セダンで、同ブランドのフラッグシップモデルでもあります。韓国版のレクサスLSともいえる存在であり、オーナーはリアシートに座り専属ドライバーが運転することを前提としたショーファーカーとして知られているモデルです。
ヒョンデはかつて日本でコンパクトカーの「TB」をはじめ年間約2000台を販売していました。ところが原材料の高騰を理由に車両価格が値上がりし、2009年に日本から撤退しています。
今回2022年にEVやFCVに特化して日本へ再参入を発表し、日本市場では2モデルを展開。ヒョンデへの注目度が高まっています。
近年のヒョンデ車は以前と比較すると品質やデザインが大きく向上しており、でコストパフォーマンスの面も大きな魅力です。
ヒョンデが日本市場に再参入するにあたって、IONIQ 5(アイオニック5)とNEXO(ネッソ)の2車種が販売されています。
IONIQ 5はクロスオーバーEVです。搭載したバッテリーに充電スタンドや自宅の設備で給電し、電気モーターを動力源にして走行します。2022年のGCOTY(ドイツ・カー・オブ・ザ・イヤー)でニューエナジー部門を受賞したことでも知られるようになりました。
オプションで全輪駆動と後輪駆動、バッテリーは58kWhと72.6kWhが選べ、後輪駆動・72.6 kWh仕様の場合は、1度のチャージで最大618kmの距離を走破可能です。走行性能やデザイン性でも高い評価を得ていることから、全体の完成度の高さがうかがえます。
カー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン2022-2023で、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
【IONIQ 5】
NEXOはミドルクラスSUVのサイズを活かした、室内空間や荷室の広さから人気を得ています。現在はまだ燃料電池で走るFCVというジャンルは一般的とはいえませんが、トヨタ・ホンダから販売されているミライやクラリティ・フューエルセルと競い合って発展すれば、近い将来にメジャーになる可能性もあるでしょう。
これからFCVを運用する環境が整っていけばさらに扱いやすくなり、NEXOの注目も高まるかもしれません。日本市場でどこまで普及するか楽しみです。
【NEXO】
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