新型エスティマ/エスティマハイブリッド試乗、鮮明になった魅力と弱点
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
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現行エスティマが発売されたのは2006年。「十年一昔」とはよく言ったもので、当時iPhone(初代が2007年登場)はまだこの世に存在しなかった。時の流れの速さにはただただ驚くばかりだが、そんななかでのマイナーチェンジ。フルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジである。
今回フルモデルチェンジの噂もあったが、トヨタはあえてマイナーチェンジを実施してきた。なぜこれほど引っ張るのか。理由はいくつかあるが、最大の理由はエスティマが根強い人気を保っているからだろう。デビュー直後の2006年は10万台近くを販売。5年目の2010年でも5万台を超え、その後もほぼ月3000台ペースで売ってきた。2015年はさすがに月2000台を割り込む水準に落ち込んでいたものの、通常のクルマが6年程度でフルモデルチェンジして販売水準を維持していることを考えればかなりの粘り腰である。
その粘り腰はどこから来るのか? 第一要因はデザインだとトヨタは分析しているし、僕もその通りだと思う。同門のアルファード/ヴェルファイアと比べると、エスティマのデザインはとても端正だ。
弁当箱のような四角いボディに巨大なグリルを付け、押し出し感を強調するアルファード/ヴェルファイア。あれはあれで好きな人も多いし、そのことは好調な販売台数が証明しているが、どうにもあの厳つさには馴染めないと感じる人がいるのも僕にはよく理解できる。
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