人気SUV、長所と弱点を総ざらい。比べて見えてくる“買い”のモデルは?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久
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いま一番の話題作と言えば、やはり「トヨタ C-HR」。その長所としては、まずデザインを挙げたい。全高の半分にまで達する大径タイヤにクーペのようにコンパクトなキャビン、そして車体前後の強烈な絞り込みなど、そのフォルムはインパクトたっぷりで、それだけで十分に手に入れる理由になる。
しかもC-HRはフットワークもキレッキレ。意のままになるコーナリング感覚は、まさに良い意味でSUVらしからぬ仕上がりだ。パワートレインも高効率の1.2Lターボとハイブリッドが揃い、もはや死角無しという感じである。デザイン良く、走り良く、先進安全装備の類いもバッチリ揃ったC-HRの、クルマとしての完成度はパーフェクトに近いと評してもいい。しかしながら、その代償として価格が高めなのが弱点と言える。普及版パワートレインが無いのも、その理由として挙げられるが、251万6千円からというのは、ライバルを見渡すと強気であることは間違いない。
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