メルセデス・ベンツ「コンセプトGLB」発表 量産モデルは早ければ年内に国内導入か
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
このコンセプトGLBは量産のボディシェルを使っているが、様々なオフロードパッケージを装備してコンセプトカー的な効果を演出している。ショールームに並ぶ量産モデルとは異なるが、それでもルーフボックスなど一部のアイテムは「アドベンチャーパッケージ」としてオプションで用意されるかもしれない。
ボディサイズは全長4634×全幅1890×全高1900mm(ルーフボックスまで)で 「アウディ Q3」よりも149mm長く、34mm幅広い。GLBは「Aクラス」にも使われているFFプラットフォームの「MFA(モジュラー フロント アーキテクチャー)」を使用している。ただし、ホイルベースは2829mmでAクラス ハッチバックよりも100mm長い。またコンセプトモデルにはオフロードの雰囲気を演出するために17インチホイールに265/65 R17サイズのBFグッドリッチ製オールテレインタイヤが装着されている。
インテリアはいかにもショーモデルで、豪華なナッパレザーやヌバック(スエードの一種)、アルミ、ウッドなどを多用しているが、「インテリアデザインのベースは量産予定のもので、皆さんに届けられるものとそう大きな変化はありません」とチーフ・インテリア・デザイナーのハルトムート・ジンクウィッツは言う。さらに 「Aクラスで導入されたユーザーエクスペリエンスのMBUXも同様に採用する予定です。すでに知られているようにタッチ、音声、ジェスチャーなど様々なインターフェースに対応する利便性の高いシステムです」と付け加えた。
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