メルセデス・ベンツ「コンセプトGLB」発表 量産モデルは早ければ年内に国内導入か
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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前述したように GLBは新しいコンパクトSUVとしてファミリー層にもアピールするように3列シート7人乗りも用意されるが、その利便性を高めるために2列目のシートは背もたれが40:20:40に分割され、前後に140mmスライドするイージーエントリーシステムによりサードシートに乗り込むことができる。実際に乗り込んでみたが、無理な姿勢をとらずに座ることができ、170cmのスタッフが座っても十分な空間が残されていた。またこの3列目を畳み込めばおよそ500Lのトランク容量が生まれる。
搭載されているエンジンはM260と呼ばれる2.0リッター4気筒直噴ガソリンターボで、2ステージ可変バルブ機構(カムトロニック)をもち、最高出力165kW(225ps)、最大トルク350Nmを発生する。おそらくこのエンジンを搭載するのが「GLB250」となり、AMG仕様の「GLB35」は225kW(305ps)と400Nmを絞り出すはずだ。
トランスミッションは8速DCTで、4マチック仕様は電子制御の多板クラッチを介して4輪へトルクを配分する。これにはエコ/コンフォート、スポーツ、オフロードの3種類のプログラムが用意され、トルク配分はそれぞれ80:20、70:30、50:50と変化する。
7人乗りのGLBは、これまで市場に投入されているファミリー志向の強いミニバンやMPVにはない、ダイナミックなデザインをもっている。たまには日常から離れて、自分だけの趣味の世界にハマりたいヤングパパには最適な選択になるに違いない。
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