i8スパイダー 北京モーターショーで公開!
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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まずキッドニーは単純にBMWのサブ・ブランドであると言う意味からだけでなく電気モーターや電池、あるいはパワーエレクトロニクスの冷却系への空気取り入れ口としての実用性の意味からも残された。ただし内燃機関のような冷却様式は必要とされないので必要な時にだけ開口部は開くようになっている。またアルミ製のライフ・ドライブ・アーキテクチャーの上に構築されているカーボン・ボディであることを意図的に強調させるように敢えてボディ下部分と上屋が明らかに分かるようなデザインを与えている。ただしそのオーバーラップした部分は面と線を巧みに重ね合わせる「レイヤリング(Layering)」という手法で仕上げている。
またカーボン/プラスチックの性質を生かして非常にシャープなエッジと流れるような柔らかな面を組み合わせ、エアロダイナミックにも同時に貢献できるような形状を作っている。それらは「エアーカーテン」、そして「エアロフラップス」とよばれボディにまとわりつく渦流を打ち消すような場所にレイアウトされている。
そしてBMWに限らず、まったく新しい試みが色によるデザインへのインテグレーションである。これまでクルマの色といえばボディ全体を覆っていた。あるいは2トーンというのもあったが、このi8に限らず「i」シリーズではブルーとブラックをエクステリア・デザインの一要素として取り入れているところが新しい。
一方プラスチック、カーボンそしてレザーから成るインテリアはほぼクーペと同一で、例の3層レイヤード構造になっている。まずベースは構造を示す層、続いてインテリアトリムやシートなどを形成するコンフォートレベル、そして様々な機能を持つコクピットが第三層ということになっている。この中心がドライバーの正面にある8.8インチのマルチインフォメーション・モニターで、そこには3次元立体、高画質画像が現れるようになっている。
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