今冬上陸のスタッドレス、ノキアンのハッカペリッタR2とR2 SUVを試した
掲載 更新 carview! 文:竹町 昭男/写真:阿部商会
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R2を装着したVWゴルフで、ツルツルの凍結路やフワッと雪が乗った氷雪路などを走行した。ゴルフはFFのMTだったが、発進時のホイールスピンが少なくトラクションがしっかりかかる。加速時には左右のトラクションが不用意に抜けず、高速まで不安感なく加速可能。直進域から微蛇の応答がスムーズで走りやすい。手応えがしっかりしていて、切れ味は適切で狙ったラインをトレースしやすい。滑り出しは粘りがあり対応は楽。高速域や危険回避の急操舵も試したが、挙動は安定していて不安感は一切なかった。
フィンランドの一般道は積雪で道幅が狭くなっている箇所なども多く、北海道あたりと状況は似ている。鹿などの野生動物が飛び出してくることもあり、直進性や直進域の応答、危険回避挙動を重視する。これらを総合して「セーフティ=安全性」と表現しているのだ。
日本の路面状況でも性能を確認するため、山形県でR2を装着したトヨタ プリウスとMINIクロスオーバーに試乗した。ドライの高速道路を走ると、手応えや乗り心地に重厚感があり、軽薄さがない高品質さを披露する。コストダウンを徹底したタイヤとは一線を画すイメージで走りに余裕がある。100km/h前後までは十分な剛性を確保。一般的なスタッドレスの速度規格Q(160km/hまで)より高い速度規格R(170km/hまで)のメリットを感じる点だ。
MINIクロスオーバーとのマッチングは極めて良好で、キビキビとしたスポーティな走りが楽しめた。R2はトータルで見るとドライ&ウエットでの安全性を兼ね備え、欧州スタッドレスの中ではアイスに強い、といった印象を受けた。
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