マツダがこだわる“躍度”とは? 運転が気持ちよいと感じるには理由があった
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原晃一、マツダ
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原晃一、マツダ
マツダは今回、CX-3ガソリンモデルの試乗会に合わせて、「人の感覚に合わせたSKYACTIVエンジン~躍度の説明~」というレクチャーを実施した。人間の研究に力を入れていることを強調する同社はしばしばこうした催しを行うが、たいてい聞いて楽しい。今回は自動車メーカーも我々メディアもよく使う“意のままに……”というのが、突き詰めるとどういうことなのかという説明だったのだが、パワートレーン本部の井上政雄さんはこのことを説明するために「躍度(やくど・jerk)」という言葉を用いた。
躍度とは加速度の変化率であり、加速度とは速度の変化率のこと。これだけ聞くと難しいが、運転において、ドライバーはクルマを加速させる際、アクセルペダルを踏み込む量と踏み込む速さを調整している。踏み込む量が加速度で、踏み込む速さが躍度だ。
たとえば新幹線は200km/h超に達するまで加速するため加速度は大きい。しかしその速度に達するまでの時間がゆっくりだ。つまり躍度が小さい。だから乗員は流れる景色を見て初めて出発したことに気付いたり、車内で平気で立っていられたりする。
これに対し、クルマで高速道路の本線へ合流する際、ドライバーはアクセルを深く、そして速く踏み込む。達する速度はせいぜい100km/h前後だが、速く踏み込むため、短時間でその速度に達し、加速“感”は大きい。仮に車内にスペースがあったとしても、とても立っていられないはずだ。これは躍度が大きいということだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
今年のレクサスSUVに注目!! ランクル250ベースの[レクサスGX]登場!! 今年買えるレクサスSUV7選
6速MTあり! 全長5.4m超のトヨタ新型「タフすぎ車」発表! パワフルなハイブリッド搭載した「新型タコマ」約610万円から米で発売
JR中央本線の上空 一夜にして橋が出現! 名古屋‐中津川の国道19号バイパス「瑞浪恵那道路」
ニューウェイがレッドブルを離れても、ライバルの獲得は2027年までお預け? 契約に不履行条項が存在か
歩行者でも道交法違反になる! マラソンや駅伝の規制中に警察の指示に従わず「コースを横断」は罰則の可能性アリ!!
電動車ブランドになったヒョンデが、あえて高性能モデル「N」を日本に投入する理由とは?
プリウス顔のSUV!! しかもEVってマジか!! トヨタ本気のEV攻勢
日産が新型「エヴォ・コンセプト」世界初公開! めちゃカッコいい「流麗セダン」中国で登場! どんなモデル?
エイドリアン・ニューウェイがレッドブルF1離脱を決断との報道。ホーナー騒動が一因か。チームは2025年末までの契約を強調
ホンダの赤い「新型プレリュード」初公開! “2ドアクーペ”実車展示で反響スゴい!? 25年登場!? 車名復活で米国でも注目
スズキ「GSX-8R」の仕立ては想像超え!! 親しみやすく扱いやすいマルチなポーツバイクだった
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった