マツダがこだわる“躍度”とは? 運転が気持ちよいと感じるには理由があった
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原晃一、マツダ
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原晃一、マツダ
ドライバーはクルマを加速させる際、これから生じるであろう躍度に対して無意識に身構える(身体を支える用意をする)。頭部、肩、腕など、シートが支えてくれない部分の筋肉を緊張させることで、加速に備えるのだ。この時にドライバーは自分のアクセル操作に対し、想定した通りの躍度でクルマが加速してくれると“気持ちよい”と感じることがわかったそうだ。操作に対し、躍度が立ち上がり過ぎても、足りなくても、そのズレに不満を抱くという。
井上さんによると、ドライバーは運転中、連続的に“運転”計画と“運動”計画を立てている。例えば、追い越し車線に居座るバスが走行車線に戻った時、このくらいのペースであの辺りまで加速しようという運転計画を立て、実際の挙動がそうなるように、アクセルペダルを踏み込む量と踏み込む速さをコントロールする。そして想定通りに走行できた場合に気持ちよさを感じる。またアクセルペダルを踏み込む量と踏み込む速さをこれくらいにした場合、これぐらい身構えておけばちょうどよいだろうという運動計画を立て、それがうまくいった場合にも気持ちよさを感じるのだそうだ。
マツダの調査によれば、我々自動車メディアは躍度のことをなんとなく「アクセルレスポンスのよさ」とか「加速のツキのよさ」などと表現しているのだとか。ドライバーはいくら躍度が高くても、それが計画(想定)通りであれば気持ちよいと感じるが、同乗者の場合、計画を立てるわけにいかず受動的なので、一定以上に躍度が高い加速は、路線バスや電車の急発進のように不快に感じるという。
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